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宇佐市は「大分の穀物王国」です
「県下最大の穀倉地帯」と呼ばれる宇佐平野を擁する宇佐市は、古くから米、麦、大豆の栽培が盛んな地域で、生産量も県内最大規模、まさに「大分の穀物王国」とも言える穀物の産地です。
穀物の産地・・・同じ宇佐市にあって、旧安心院町の「安心院ぶどう」「安心院ワイン」、旧院内町の「院内ゆず」のような華やかさはなく、若干地味な響きは否めません。しかし、食料自給率が低迷する時代において食の基本たる穀物が豊富なことは、ある意味最強なのです。
なぜ宇佐でクロダマルの栽培が始まったか?
穀倉地帯という土地柄・地域柄、宇佐は従来から稲作栽培が盛んで、水田の転作品目として大豆の栽培も盛んでした。また、伝統野菜「みとり豆」という豆も古くから栽培されていました。そんな中、新しい豆への挑戦として、黒大豆品種「クロダマル」の栽培が平成21年から始まりました。
現在では県内のほぼ全量、全国でもトップクラスの生産量を誇るクロダマルの産地に育ちました。市では、宇佐産クロダマルを「宇佐クロダマル」と呼び、宇佐の大地が育む至極の黒大豆としてブランド化を推進しています。
黒大豆「クロダマル」とは?
黒大豆「クロダマル」は、国の研究機関・九州沖縄農業研究センターが九州向けに開発した黒大豆(黒豆)の品種です。
クロダマルの魅力は? 豆の表面につやつやした光沢があり、味は苦みが少なく甘みが強く、アントシアニン(ポリフェノールの一種)の量が一般的な黒大豆に比べて多い点が特徴ですが、一言で表すと「美味しい」ということです。
黒豆もいいけど・・大人気の「クロダマル枝豆」もどうぞ
成熟前のクロダマルは「枝豆」として食べることができます。クロダマルの枝豆は成熟した黒豆と同様、大粒で甘みが強いのが特徴です。
旬は10月中~下旬のわずか10日~2週間程度なため、あまり流通していない、希少な枝豆です。そんなクロダマル枝豆を手に入れたいという方は、市内の農場で開催される収穫フェアなどにご来場いただくか、市内の直売所などでたまに置かれているものをご購入いただくのが一般的です。確実なのは収穫イベントです。しかもご自分で収穫していただく分だけ農家さんの出荷の手間が省けるため、買うよりもお得に入手できます。
秋の味覚・クロダマル枝豆もぜひお召し上がりください。
ただ、食べ始めると止まりません。
※最近小袋入りの商品も市場を通じて一部の百貨店・スーパーで販売されるようになりました。
※枝豆の走り(旬の前。出始めごろ)は普通の枝豆同様に豆が黄緑色ですが、旬~名残り(旬が過ぎて終わりごろ)になるにつれ豆が徐々に紫色~黒っぽくなります。これはクロダマルが成熟して黒豆になる過程であり、黒豆の特徴です。黒くなっているからと言って食べられないのではなく、それこそがクロダマルの枝豆(黒枝豆)なのです。収穫時期の違いによる色・食感の変化が楽しめるのも醍醐味の一つです。
枝豆のゆで方はこちら→クロダマル枝豆のゆで方
作ってみよう!宇佐クロダマル「レシピ集」
宇佐クロダマル特産品アイデアコンテスト(平成29年)
宇佐クロダマル特産品アイデアコンテスト(一般部門)のレシピを公開します!
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