現在の位置

宇佐神宮

更新日:2024年01月31日

全国八幡社の総本宮

宇佐神宮
宇佐神宮流鏑馬

御神幸祭(夏越祭り)での流鏑馬行事

  全国約11万の神社のうち4万600社あまりが八幡社であり、その総本宮が宇佐神宮です。725年に建立され約1300年の歴史があり、境内には国宝の本殿のほか多くの社殿が点在しています。
  12世紀には九州にある権力者の私有地である荘園の三分の一以上を保有していて、当時の宇佐神宮が大きな勢力を持っていたことが分かります。また、宇佐神宮は天皇の使いである勅使が遣わされる勅祭社で、これは日本の中でも16社しかなく、九州では「宇佐神宮」と福岡県の「香椎宮」のみです。
  境内の広さは約50万平方メートルで、イチイガシなどの樹林や、薄紅色の花が咲く蓮池など、豊かな自然の中で散策を楽しめます。

基本情報
所在地 宇佐市南宇佐2859
営業時間 常時開放
【上宮のみ】
6時~18時
※正月期間中を除く
定休日 常時開放
料金 無料(駐車場は有料)
駐車場

(1)宇佐八幡駐車場(宇佐市南宇佐2181-1)
【駐車可能台数】
大型車・中型車・マイクロバス 20台
普通車・二輪車 210台
【駐車料金】
大型・中型車 1,500円
マイクロバス 1,000円
普通車 400円
二輪車 100円
【お問い合せ】
株式会社宇佐八幡駐車場 :0978-37-0247

(2)宇佐神宮表参道駐車場(宇佐市南宇佐)
【駐車可能台数】
普通車 200台
※大型車駐車不可
【駐車料金】
12時間 400円
【お問い合せ】
宇佐神宮:0978-37-0001

(3)外苑駐車場(宇佐市南宇佐)
【駐車可能台数】
普通車 150台
【駐車料金】
12時間 300円
※正月期間中は、駐車料金が変更となります。
【お問い合せ】
宇佐神宮:0978-37-0001

アクセス

【車でお越しの場合】
宇佐ICから約15分

【電車でお越しの場合】
JR宇佐駅で「四日市方面バス」に乗車、「宇佐八幡バス停」下車
バスの情報はこちら(http://www.oitakotsu.co.jp/
お問い合せ:大分北部バス株式会社 0979-22-0071

【タクシーでお越しの場合】
JR宇佐駅から約15分 参考料金:約1,700円

【大分空港からバスでお越しの場合】
「中津・宇佐・豊後高田方面 大分空港リムジンバス」に乗車、「宇佐八幡バス停」下車。(1,550円)
バスの運行情報は以下のリンクを参照ください。
http://www.oitakotsu.co.jp/
お問い合せ:大分空港バス案内所 0978-67-1198

連絡先 宇佐神宮
電話 0978-37-0001
ファックス  
近くの観光地

大分県立歴史博物館 :車で約10分

宇佐市平和資料館:車で約10分

よくある質問 Q.車いすでも参拝できますか。
A.各駐車場から表参道に出て、手水舎の先にあるスロープを進むと南大門につきます。南大門脇にあるモノレールをご利用いただくと上宮に到着します。車椅子は神宮庁で貸し出しています。
地図URL https://goo.gl/maps/gHWjvaTyUoX6x8st7

 

車椅子でも行けるバリアフリールート

  各駐車場から表参道に出て、手水舎の先にあるスロープを進むと南大門につきます。南大門脇にあるモノレールをご利用いただくと上宮に到着します。車椅子は神宮庁で貸し出しています。

多目的トイレ:境内3ヶ所、八幡駐車場、呉橋駐車場

神仏習合はじまりの地

仲秋祭

放生会

  朝廷が720年に南九州の隼人の反乱を鎮圧したのち病気の流行や凶作がつづいたため、隼人の祟りだと恐れられました。そこで隼人との戦いでの殺生を悔いた八幡神が、仏教に救いを求め仏教の戒律である「殺生戒」を元とする「放生会」を行ったことが、神仏習合の始まりとされています。

  また、725年に宇佐神宮が現在の場所に移った際に、弥勒寺が宇佐市日足に建立されました。弥勒寺は737年に宇佐神宮社殿の西に移り、翌年に金堂・講堂を建立します。以降、弥勒寺は宇佐神宮と共に神仏習合を伝承し、その関係は明治時代まで続きます。

神輿発祥の地

宇佐神宮神輿

御神幸祭(夏越祭り)での神輿行事

  東大寺の大仏が完成した749年、八幡神と大神杜女(おおがのもりめ)が大仏を拝するため紫の輿(こし)に乗って奈良に向かったのが神輿の始まりとされます。現在では、宇佐神宮の神輿は「御神幸祭(夏越祭り)」と「仲秋祭(放生会)」の際や、宝物館で鑑賞できます。

上宮

上宮

雪の上宮

  南中楼門に囲まれた内側に本殿があり、本殿に向かってから左から一之御殿、二之御殿、三之御殿が並んでいて、それぞれに八幡大神(応神天皇)、比売大神、神功皇后を祀っています。宇佐神宮では一般的な参拝作法より拍手が2回多い「二拝、四拍手、一拝」が古くからの習わしとされています。

本殿

本殿

  八幡造という古来の様式で、貴重な建築物として国宝に指定されています。普段は非公開ですが、特別拝観など期間限定で一般に公開されることがあります。

宇佐鳥居

宇佐鳥居

  宇佐神宮独自の鳥居で、上宮の入口に設置されています。笠木がそり上がり、額束がなく、柱の上部に黒い台輪が付いているのが特徴です。朱色は厄除けや魔除けの意味合いがあり、境内の鳥居はすべてこの様式になっています。

下宮

下宮

  古くは御炊殿といわれ、かつて神前にお供えする食事を作る場所でした。農業、漁業をはじめとする一般産業の発展充実を守る神として、上宮と同様に八幡大神、比売大神、神功皇后の三柱が祀られています。宇佐地方では「下宮参らにゃ片参り」といわれ親しまれてきました。

呉橋

呉橋

  社殿のような檜樹皮の屋根に覆われた豪華な橋で、鎌倉時代より以前に作られたとされています。現在は10年に一度の勅祭のときに扉が解放され、その際は一般の方も渡ることができます。

大楠

大楠

  推定樹齢800年と言われる御神木です。高さは約30メートルで、上宮の下の地面から根を生やしています。

手水舎

手水舎

  国産の御影石で造られていて、大きさは日本一、重さは24トンあります。

宝物館

宝物館

  大分県の国宝は宇佐神宮本殿、孔雀文磬、富貴寺大堂、臼杵石仏群であり、そのうちのひとつ孔雀文磬が展示されています。その他にも国指定重要文化財の銅鐘をはじめ、宇佐神宮にまつわる貴重な文化財を展示しています。

開館時間:9時00分~16時00分 ※火曜休館(臨時休館日あり)

入館料(団体料金)

大人:300円(240円)、中・高校生:200円(160円)、小学生:100円(80円)

※30人以上より団体料金でご利用頂けます。

神宮仲見世通り

仲見世

  宇佐神宮の表参道商店街にはお土産店やお食事処が軒を連ねていて、宇佐飴と味一ねぎのほかにも、特産の赤エビやゆずを使った加工品をお買い求めいただけます。

仲見世
仲見世
仲見世
仲見世

特産品

宇佐飴

宇佐飴

宇佐飴

  麦芽や玄米、もち米などの原料を用いたやさしい味の飴です。添加物を使っていないため小さな子供でも安心して食べれます。粘り気が強いので詰め物がある方は、噛まずにゆっくりとご賞味ください。

大分味一ねぎ

ねぎ焼き

ねぎ焼き

  県内で生産される小ねぎのブランドねぎで、宇佐市で盛んに栽培されています。通常、料理の脇役である薬味として使われる小ねぎですが、商店街には「ねぎ焼き」を提供する飲食店があり、シャキッとした歯ごたえと甘みや香り高い味わいを楽しむことができます。