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打ち水処

更新日:2022年04月18日

暖簾

戦国から安土桃山時代を経て「茶の湯」が成立しました。「茶の湯」では、礼儀作法としての打ち水が行われます。

 江戸時代には、「打ち水」が俳句に詠まれたり、浮世絵に描かれており、涼の手段として一般的であったと考えられます。

打ち水の目的には、夏の暑さを和らげることに加えて、道の土埃をしずめる、客を招く時に玄関先や道に水を撒くことで心地よく迎える、お清めの意味、などがあったと考えられます。

 

 

文献出典

  • 「打ち水」年表(抄)(平成21年、特定非営利活動法人日本水フォーラム 浅井重範)

打ち水処の作法

打ち水処

その一、桶をポンプの給水口にセット。

その二、ポンプをこいで桶に水をくむ。

その三、柄杓でおだやかに水をまく。

その四、「涼」を感じたか確認。

 

※令和の「打ち水」では、水道水の使用は「御法度」とされています。

   参考:「打ち水大作戦2020」HP「打ち水問答」より

打ち水処での礼儀

・この水を飲んではなりませぬ。

        雨水を集めた水なので、お腹をこわします。

・人や車に向かって水をまいてはなりませぬ。

       知らない人に水をかけられるのは迷惑。

・ベンチに水をまいてはなりませぬ。

       己の尻をぬらしても、他人の尻をぬらすべからず。

・柄杓や桶を持ち帰ってはなりませぬ。

       八幡さまはみている。のれんもだめ。

・この浅井戸は90人がリレーして10回漕ぐと枯れる。

       次の人が遊べないので、水はおごそかにまくべし。

・からあげ専門店のご顕現の地「来々軒」で、

       うさからくんは姿をニワトリに化し、

           宇佐からあげの揚げあがりを告げた。

・打ち水処に鎮座する「うさからくんマンホール」は、

       この地のほか、いくつか点在するので探してね。

・うさからくんと打ち水はなんの由縁もないが、

       目が合ったからには宇佐からあげを堪能せよ。

 

 

 

 

 

 

うさからくん

うさからくんより

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