犬の飼い主の皆さまへ~マナーと責任ある飼育のお願い~

更新日:2025年08月08日

犬は大切な家族の一員であると同時に、社会の中で共に暮らす存在です。飼い主の皆さま一人ひとりがマナーと責任を守ることが、地域の環境保全や住みよい暮らしにつながります。

犬を飼うという行為は「命を預かる責任」、「社会への責任」を伴います。

宇佐市では犬の飼い主の皆さまへ、犬の適正な飼育について次のとおりお願いしています。

飼い始めたら「登録」と「狂犬病予防注射」は必ず

犬(生後91日以上)を飼う場合は、犬の登録と毎年1回の狂犬病予防注射が法律で義務付けられています。

詳細については、以下のページからご確認ください。

散歩はマナー良く!地域の環境美化にご協力を

フンの放置は、「大分県動物の愛護及び管理に関する条例」、「宇佐市空き缶等ポイ捨て防止条例」に違反する行為です

犬のフンや尿は放置すると悪臭や衛生問題となり、地域環境を悪化させます。

飼い主の皆さまのちょっとした心配りが、地域の環境美化につながります。

・フンは必ず持ち帰り、自宅で処理。

・散歩の際には水を入れたペットボトルを用意し、犬が排尿した場所を水で流して帰りましょう。

吠え声・迷惑行為を防ぐための「しつけ」

犬にとって飼い主の「しつけ」は、人と安心して暮らすための社会のルールです。

飼い主が幼齢期に適正な飼い方をせず、十分な社会化が行われなかった場合、「咬み癖」「鳴き声」などの問題行動が引き起こされることになります。

無駄吠えなどの行動は、近所とのトラブルにつながることがあります。

これは、犬自体の問題というよりは、飼い主側に問題がある場合が多く見受けられます。

また、散歩の時間が十分でない場合や、体調不良が生じた場合にも「急に咬むようになる」といった行動の変化が現れることもあります。

・早朝・深夜に長時間吠えさせない。

・留守番中は環境を整え、ストレスを軽減。

・必要に応じてしつけ教室や動物病院への相談。

放し飼いは禁止!散歩の際は、必ずリードをつけましょう

放し飼いは「大分県動物の愛護及び管理に関する条例」に違反する行為です。

放し飼いの状態では、犬が人や他の犬を咬んだり、他の人の敷地内に侵入しフンや尿をしたり、交通事故に遭い負傷もしくは死んだりする可能性が高くなります。

また、「うちの子はおとなしいから」と思っても、子どもなど他の人は怖いと感じることがあります。

飼い主の方は、他の人の生命、身体または財産に害を加えることのないように、犬は常に係留してください。

散歩の際は、リードを短めに持ち、人とすれ違う時はしっかり制御しましょう。

その他、飼い主の方に守っていただきたいこと

1終生飼養

動物がその命を終えるまで適正に飼うこと。

2繁殖制限

飼っている動物が増えすぎて管理できなくなることのないように不妊去勢手術をすること。

3身元表示(所有明示)

自分の飼っている動物だと分かるように、首輪や迷子札、マイクロチップ等をつけること。

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境課 環境保全係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎1階

電話番号:0978-27-8132
ファックス:0978-32-2331

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