令和7年度狂犬病予防集合注射のお知らせ

狂犬病は、犬や人を含むすべてのほ乳類に感染し、発症するとほぼ100%死亡する極めて恐ろしい感染症です。感染経路は、狂犬病にかかっている動物に咬まれ、その咬まれた部位から、唾液に含まれるウイルスが侵入することで感染します。かつては、日本でも、多くの犬が狂犬病と診断され、人も狂犬病に感染し死亡していました。そのような状況の中、1950(昭和25)年に狂犬病予防法が制定され、「犬の登録」や「予防注射」「野犬等の抑留」などの対策が徹底された結果、現在、国内では狂犬病は発生していません。しかし、日本の周辺国を含む世界の多くの地域で依然として発生しており、人や物の国際交流が盛んな現代では、日本に狂犬病が侵入する可能性は常に存在します。いざという時に人の命、そして愛犬の命を守れるように、狂犬病の予防注射は毎年きちんと受けさせるようにしましょう。
犬を飼う場合、犬の登録と毎年1回の狂犬病予防注射が必要です
犬を登録済の飼い主には、市役所から狂犬病予防注射の案内ハガキが届きますので、ハガキを当日必ずお持ちください。登録しているのにハガキが届かなかった方やハガキを紛失された方は、当日受付でその旨を申出てください。 登録していない犬については、当日会場で登録の手続きが必要です。
集合注射に必要な持ち物・料金
内容 | 料金 |
---|---|
狂犬病予防注射のみ | 3,250円 |
登録も受ける場合 | 6,250円 |
(注射料金2,700円、済票交付手数料550円、犬の登録手数料3,000円)
※案内ハガキについて、宇佐地域は3月中旬、安心院・院内地域は4月中旬に発送予定です。
日程および場所
(安心院地域)
・市内在住の方は、どこの会場でも受けることができます。
・集合注射会場は、すべて屋外です。
※少雨の場合は決行ですが、荒天時は中止となる場合があります。中止の場合は、本ホームページでお知らせいたします。
集合注射の際の注意事項
- 犬が治療・服薬中の場合や体調が悪い場合には、集合注射会場では接種できません。かかりつけの動物病院で接種してください。
- 首輪や引き綱をしっかり付けて、確実に犬を管理できる人が連れて来てください。制御できず「危険」と思われる場合は、予防注射をご遠慮いただくことがあります。犬の咬傷事故は、飼い主さんの責任です。
- 犬が排泄した場合、飼い主が責任をもって適切に処理してください。
- 各会場とも、受付開始直後は混雑が予想されます。例年受付時間後半は空いておりますので、分散来場にご協力ください。
- 会場には一般利用者もいます。犬が苦手な人もいるため配慮をお願い致します。
- 鑑札及び注射済票の装着は狂犬病予防法で義務付けられています。来場する際も装着を行ってください。
- 集合注射会場では注射の接種のみで、診察は行えません。
利用される方は、上記注意事項をよく読み、スムーズな集合注射にご協力をお願いします。
個別注射(動物病院での接種)について
動物病院は宇佐市内に限らず、どの動物病院でも狂犬病予防注射を受けられます。かかりつけの獣医がいる場合や、犬の体調に不安がある場合などは、動物病院に相談してください。
なお、市外及び一部の市内動物病院で注射を受けた場合は、病院で発行される「注射済証」を市役所に提出して、注射済票の交付(交付手数料550円)を受けてください。
犬の登録および狂犬病予防注射済票の交付が受けられる宇佐市の動物病院一覧
犬の各種電子申請
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境課 環境保全係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎1階
電話番号:0978-27-8132
ファックス:0978-32-2331
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更新日:2025年03月17日