路外駐車場の届出について

路外駐車場とは、道路の路面外に設置される自動車の駐車のための施設であって、一般公共の用に供されるものをいいます（駐車場法第2条第2項）。

路外駐車場に関する届出には、駐車場法に基づく路外駐車場の届出と、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律（バリアフリー法）に基づく特定路外駐車場の届出の2種類があります。

次の（1）～（4）の全ての要件を満たす路外駐車場は、駐車場法に基づく「届出」と「路外駐車場の構造及び設備の基準への適合」が必要になります。

（1）   一般公共の用に供される駐車場である

一般公共の用に供する駐車場とは、不特定多数の者が自由に駐車場を使用できる状態にある駐車場をいいます。

該当する例：時間貸し駐車場、商業施設や病院等の駐車場など

該当しない例：月極駐車場や従業員専用駐車場などの利用者が限定されているもの

（2）   一般公共の用に供される部分の駐車面積の合計が500平方メートル以上である

一般公共の用に供する駐車面積とは、実際に自動車を駐車する駐車マスをいい、車路やその他の施設は含みません。

（3）   駐車料金を徴収する

駐車料金を徴収する駐車場には、次のようなものを含みます。

駐車してから一定時間無料で、その後超過した時間に対する利用料金を支払うもの

駐車場の直接の利用者以外が駐車時間に相当する料金を支払うもの（商業施設、病院などで利用者に駐車券を渡し、その駐車券に相当する金額を商業施設や病院などが支払うもの）

（4）   駐車場の場所が都市計画区域内である

路外駐車場の届出要件の（1）～（3）を満たし、かつ、以下のいずれにも該当しない駐車場は、バリアフリー法に基づく「届出」と「特定路外駐車場の構造及び設備の基準への適合」が必要になります。

• 道路附属物の駐車場
• 公園施設としての駐車場
• 建築物である駐車場
• 建築物に附属する駐車場（商業施設や病院などの附属駐車場）

路外路外駐車場（駐車場法）

路外駐車場の構造及び設備の基準は、駐車場法施行令2章1節（6条～15条）に定められています。

※路外駐車場の構造及び設備の基準への適合は、路外駐車場の届出要件の(1)及び(2)に該当する場合に必要になります。このため要件(3)又は(4)に該当せず届出が不要になる場合でも、(1)及び(2)に該当する場合は、基準への適合が必要です。

特定路外路外駐車場（バリアフリー法）

特定路外駐車場の構造及び設備の基準、特定路外駐車場の構造及び設備に関する基準省令に定められています。

届出の種類は次の4種類です。

届出先は宇佐市都市計画課で、提出部数は1部（副本が必要な方は2部）です。

届出対象となる路外駐車場を設置する場合は、届出が必要です。

届け出た事項を変更する場合も必要です。

届出者：届出対象となる路外駐車場の管理者

届出時期：工事着手前（変更の場合は、変更前）

届出対象となる路外駐車場の供用を開始する場合は、管理規程の届出が必要です。

管理規程を変更する場合も必要です。

「管理規程」とは、路外駐車場の供用を開始しようとする場合に、その業務の運営の基本となるべきものをいいます。

届出者：届出対象となる路外駐車場の管理者

届出期限：駐車場の供用開始後10日以内（変更の場合は、変更後10日以内）

届出対象となる路外駐車場について次の行為をした場合は、届出が必要です。

• 駐車場の全部または一部を休止（一定期間使用しない状態にすること）した場合
• 駐車場の全部または一部を廃止をした場合
• 休止している駐車場の全部または一部を再開した場合

届出者：届出対象となる路外駐車場の管理者

届出期限：それぞれの行為後10日以内

届出対象となる特定路外駐車場を設置する場合は、届出が必要です。

届け出た事項を変更する場合も必要です。

なお、駐車場法による路外駐車場の届出（4-1の届出）が必要な場合は、それと同時に届出をしてください。

届出者：届出対象となる特定路外駐車場の管理者

届出時期：工事着手前（変更の場合は、変更前）

届出に必要な書類は、次のファイルで確認してください。

・届出に必要な書類(PDF:493.4KB)

※全ての様式で押印不要です