ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の防除対策について【春夏編】

更新日:2021年03月12日

ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の防除対策

移植苗の食害を防止するため、田植え前後には、薬剤散布や浅水管理などの防除対策を組み合わせて実施することが重要です。地域ぐるみで取り組めば、さらに効果的です。

対策1.田植え前の石灰窒素(発生量が多い場合に実施)

いつ・どのように…水温が17℃以上の時期に、3~4日間湛水を保った後、石灰窒素を散布。

散布後、湛水したまま3~4日間以上維持し、代かきを行う。

対策2. 水口網の設置(水路に発生している場合に実施)

いつ・どのように…水路で越冬した大型の貝の侵入を防止するため、田植え前の入水時から田植え後3週間まで、取水口・排水口に9ミリメートル目合い程度のネットや金網を設置。

対策3. 田植え時の薬剤散布(発生している場合に必ず実施)

いつ・どのように…田植え時に、貝の発生状況に応じて、効果が高い薬剤を全面散布、貝が集まる深水部分への重点的な散布等を実施。

対策4. 田植え後の浅水管理(発生している場合に必ず実施)

いつ・どのように…水深が浅いと貝の活動が抑制されるため、田植え後約3週間、水深を4センチメートル(理想は1センチメートル)以下に維持。

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