平成25年度「少年少女発明クラブ」開催内容
日程 | 内容 |
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5月18日(土曜日) | 開講式 |
6月 1日(土曜日) | おもしろ科学実験 「空気の重さを量ってみよう」 |
7月 6日(土曜日) | 体験してみよう 「簡単・楽しい・手作り木工教室」 |
8月 3日(土曜日) | 夏休み特別企画 「浮沈子・クリックモーターを作ろう」 |
9月 7日(土曜日) | 地元企業に学ぼう 「自分のアレルギー反応を調べよう」 |
10月12日(土曜日) | 屋外で遊ぼう 「大きなシャボン玉を作ってみよう」 |
11月17日(日曜日) | バス見学しよう 「大分県工科短期大学校 もの作り教室参加」 |
12月 7日(土曜日) | 地元企業に学ぼう 「発酵について調べてみよう」 |
1月11日(土曜日) | 工場見学に行こう 「ランタン作りを体験しよう」 |
2月 1日(土曜日) | 閉講式 「みんなで一年間の総まとめをしよう」 |
活動場所
四日市コミュニティセンター工芸室
対象者
小学5年生~6年生 (今年度の募集は終了しました)
指導者
会長:芹川治邦先生 副会長:渡辺利幸先生を中心に、個人、団体、企業の方々に講師をお願いしています。また、ボランティア指導員を随時応募しております。興味のある方はご連絡下さい。 32-1111(内線462)
5月の活動の様子
開級式の中で1年間お世話になる講師の方の紹介とあいさつ、その後会員からの自己紹介がありました。
開講式の来賓として坂内経済部長があいさつをしてくれました。この発明クラブに参加した児童の中から将来、科学者になってくれるひとが現れてくれることを楽しみにしています。
一年間、皆さんへ講師として指導したり一緒に活動をサポートしてくれる指導員の方々です。どうぞよろしくお願いいたします。
全員で18名の参加です。4班に分かれて活動をします。6年生を班長として、4~5人の班での活動をします。ひとまず、今日は緊張しながら自己紹介をしました。
今月の講師は渡辺副会長です。身近なものを使って遊ぼう!のテーマのもとに、これはペットボトルを使って噴水を作ろうの場面です。なんか不思議だなぁ・・・
つぎは、何やら水槽にみんな集まってきました。この水槽に浮かぶおもちゃの実態は・・・本物そっくりのかわうそみたいです。水の中でボールを追いかけて動きます。
空の筒を加工して空気砲をつくりました。簡単に出来て遊べるので、早速ろうそくに火を付けてみんなで、消している場面です。さあ班毎に競争しよう!
6月の活動の様子
今月は発明クラブらしく、高学年を対象に少し難しい物理的な観点からの「空気の原理」を学ぶ講座です。
今日のテーマは「空気の重さを計ろう」です。まずはペットボトルのうちの空気の重さを空気圧を使って計ります。講師は芹川先生です。
まずは班毎で天秤を作りました。両天秤のさおの両端に糸で2つのペットボトルを吊り下げます。
実験結果をグラフにして説明がありました。ちょっと難しい内容で大丈夫かな・・・
それではみんなで、班毎に空気の重さがある一定の法則で比例していくことを調べて確認してみよう。
今回からボランティア指導者として参加してくれた原田君です。昨年度のクラブの卒業生です。
これは次回までに作ってくる「ペットボトルの噴水」です。宿題が出ました。みんな忘れないようにね。
7月の活動の様子
7月はヒロちゃん工房の岩尾弘先生の講座で、「弓きり式火起こしきで、火を起こそう!」です。火起こしの道具には棒をきりもみする「きりもみ式」や紐を使った「ひもきり式」などがありますが、今日は「弓きり式」と「舞きり式」の道具を作ってみました。
今日使う材料です。一人に一つあります。先生の見本を見て順番に組み立てていきます。これでホントに火が起こせるのかなー
材料の木は切っただけなので怪我をしないように面取りといって、紙やすりを使ってカドを滑らかにしています。(写真ははずみ車)
これは「弓きり式」の火おこしきです。弓のような紐(ひきり弓)を棒に3回くらい巻きつけ、中心の棒(火きり棒)を回転させると火が起こるはずです。
これは「舞きり式」の火起こしきです。これは一班に一つ作成しました。
屋外にて各自火起こしに挑戦しました。少し風が吹いており、コツを掴むのに苦労しました。
この様に煙までは出ますがなかなか炎までには行きませんでした。今日は、雨が降っていて湿気があったせいもあるでしょう。
8月の活動の様子
8月は小学校の先生で、杉木先生の「ジェットコースターを作ろう」と辛島先生の「浮沈子ってなんだろう」です。それから先月の「火起こし」の復習など盛りだくさんの内容でした。
まずは杉木先生の「ジェットコースター」です。大事なことは(1)レールの先っぽ(2)しっかりした台(3)高さとループの関係です。
みんな先生の注意をしっかり聞いて、レールの先っぽを工作しています。
完成ですがここのお友だちは2つつないで、すごいジェットコースターを作りました。うまく玉が最後まで行ったかな?
次は辛島先生です。「浮沈子」とは浮いたり沈んだり「浮き」のことです。必要なものは、空のペットボトル、サカナ型プラスチックしょう油入れ、ナットです。
「お魚」の口にナットをはめ、「お魚」に少しだけ吸わせます。「お魚」が全部水に隠れるくらい。この調整が大事です。
ペットボトルに浮沈子が浮く理由をみんなで考えています。実際自分達もやってみよう!
9月の活動の様子
今月は地元企業アドテック株式会社さんを招いての講座です。地域との連携で専門的な内容を学びました。
宇佐市四日市南小学校の隣接にあるアドテック株式会社のみなさんです。検査薬等を製造し全国の病院や医療施設に納入している会社です
わかりやすくアレルギーのしくみや検査キットの作り方などを説明してくれました。
それでは、早速採集をしてみましょう。5人の講師関係者の方から簡易用針を使って指先に血を集めます。それをスポイトで吸い上げます。
子ども達は衛生面・安全面からマスクと手袋を着用しました。検査キッドを用意して準備します。
身近にある食品アレルギーの検査結果です。実際の病院でも使われています。
次は食品以外のアレルギーの検査結果5人のうち1人の方がスギにアレルギー反応が出ました。
メガソーラー竣工式
今回は特別に、宇佐市大字尾永井地区に設置したメガソーラーの竣工式に発明クラブが招待されました。
メガソーラーの一角にて11名の児童が出席し、メガソーラーの発電式でのテープカットの様子です
宇佐市長をはじめ、京セラTclソーラー合同会社の関係者の方と児童代表者が一緒に発電を開始しました
会社から参加のお礼に記念グッズをいただきました。新聞記者からの取材もありました
みんなで展望台へ移動して6,210枚の発電パネル設置を上から眺めながら説明を聞きました。
このメガソーラーは出力1,500キロワット、一般家庭500世帯分の電気をつくり、九州電力に20年間売電します。
敷地内の入口に発電に様子がわかる案内板です。20年後まで発電が続いていきます。みんなは30歳すぎですね・・・
10月の活動の様子
発明クラブが始まって初の野外活動です。天候にも恵まれ体験型のしゃぼん玉作りに挑戦しました。
まず班でしゃぼん玉を使った工作を作成しました。その後に今日のしゃぼん玉遊びの説明がありました。
実験用のしゃぼん玉液をせんたく糊と台所用洗剤を調合し作成します。分量を確かめながら作業しています。
ビニールプールを代用してしゃぼん玉液を入れ班毎に準備します。
しゃぼん玉の中に入る人はカッパとゴーグルで体に害のないように万全な体制です。
いざ中に入りますが、思った以上にすべります。立ち上がるのが時間がかかります。周りのみんなも力を合わせて・・・
シートで風除けをしないと、風が吹くとしゃぼん玉が割れそうです。でもなんとか成功しましたよ。よかったー!
11月の活動の様子
今月は、初めてのバス見学で中津市にある工科短期大学の昴華祭に参加しました。
男子6名、女子5名の5年生~6年生11名で参加しました。はじめて参加した児童がほとんどでした。
機械システム系デジタルメカエンジニアコースでの講師の方から説明を受けています
プラスチックのコップを作っている工程です。帰りにお土産にもらいました。
オーブン粘土の製作に参加しました。1時間かけてつくり、キーホルダーにして出来上がりです。
アイロンビーズの製作でサンタクロースのキーホルダーをつくりました。はじめて挑戦して上出来です。
はいチーズ!お祭りにちなんで中津市のキャラクターの黒田官兵衛君の登場です。
12月の活動の様子
今月は宇佐市の地元企業、三和酒造株式会社の研究担当者を招いての発酵について学びました。
三和酒類株式会社の醸造研究担当者の方が講師として指導してくれました。
わかりやすく写真や図を使って三和酒類の看板商品「いいちこ」が出来る工程を説明してくれました。
実際の微生物「こうじ菌」「こうぼ菌」「にゅうさん菌」を顕微鏡で見てノートに描いてみよう。
温かい温度で温めるとこうぼ菌を入れた試験管の先につけた風船が炭酸ガスが出てふくらみました。
微生物にも良い働き・・・パン・お酒をつくる
悪い働き・・・食品などを腐らせるなど違いがある。
日頃の生活の中で、発酵してつくられた食品・飲料がたくさんある事を学びました。
1月の様子
今月は宇佐市金丸にあるちょうちんメーカーの宇佐ランタンの工場見学をしました。モノ作りに対する関心や自由な発想を育て、作品を完成する貴重な体験をする事が出来ました。
まず工場全体の作業流れを教えてもらった後は、ちょうちんの原型となる型に特殊なワイヤーを手作業で丁寧かつ迅速につけます
そのあと、雨・風に強い特注ビニールを8つに分けて張り合わせていきます。注文に応じたたくさんのデザインの種類がありました。
今回は自分たちで白地のビニールにそれぞれ好きなイラストを描いて、オリジナルのちょうちん作りに挑戦しました。
張り合わせたちょうちんは、10分くらい第1・第2と乾燥機にかけてのりを乾かします。その後、金属の型枠を素早くはずします。
作業を開始してから、約1時間後に「オリジナルの世界でたったひとつのちょうちん」が完成しました。出来上がりに満足してみんなで並んで、ハイチーズ!
谷口社長さんへ「今日は一生懸命、心を込めてちょうちん作りに取り組んでいる皆さんの姿が勉強になりました」とお礼のあいさつを述べました。
2月の様子
いよいよ宇佐少年少女発明クラブの活動も今回で最後になりました。まず今までの回で達成できなかった「火お起こし器」と「スターリングエンジン」をもう一度実験する事になりました。
7月にあった火起こし器にもう一度再挑戦しました。今回も残念ながら風が強くて火がつきませんでした。
次に6月にあったスターリングエンジンに再挑戦しました。試験管の中にビー玉を入れてアルコールランプで空気の動きを実験しました。
続いてレールの回転を使って重力のしくみをビー玉の動きで勉強しました。芹川先生手作りの作品です。
閉講式を行いました。芹川会長のあいさつに続き、修了証全員と図書カードの贈呈をしました。それと皆勤賞の児童5名にも記念品を贈りました。
次に6年生3人からの感想発表です。みなさんへ温かいメッセージをもらいました。
最後に修了証と一緒に記念写真です。1年間お世話になった指導者や事務局のみんなで撮りました。みなさん大変お世話になりました。
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更新日:2020年09月04日