平成26年度「少年少女発明クラブ」開催内容
今年度で第3回目を迎える少年少女発明クラブは、次代を担う児童に科学技術に関する興味、関心を追求する場を提供するクラブです。科学的で独創的な発想に基づく創作活動を通して発明くふうの楽しさを創作する喜びを体得させ、社会性と考える力を持った児童を育成する事を目的としています。
平成26年度活動内容
日程 | 内容 |
---|---|
6月 7日(土曜日) | 開講式 「手乗りブーメラン、ペットボトルでヘロンの噴水」 |
7月 5日(土曜日) | 物理の世界を知ろう 「サイフョンの実験、空気の不思議を体験しよう」 |
8月 1日(金曜日) | 夏休み特別企画 「木工教室」「酸とアルカリの実験」「日時計を作ろう」 |
9月 6日(土曜日) | おもしろ体験教室 「3Dプリンターを使って遊ぼう」 |
10月 4日(土曜日) | 地元企業に学ぼう 「検査キッドでウィルス感染を調べよう」 |
11月 1日(土曜日) | 挑戦してみよう 「日時計とペットボトル戦車を作ろう」 |
12月13日(土曜日) | 地元企業に学ぼう 「親子で工場見学株式会社三和酒類に行ってみよう」 |
1月10日(土曜日) | 地域と連携しよう 「宇佐産業科学高校のロボット相撲で対決」 |
2月 7日(土曜日) | 閉講式 「1年間の総まとめをしよう」 |
※講師・内容は都合により変更する事があります。 |
活動場所
四日市コミュニティセンター工芸室
対象者
小学5年生~6年生(今年度の募集は終了しました)
指導者
会長:芹川治邦先生 副会長:渡辺利幸先生を中心に、個人、団体、企業の方々に講師をお願いしています。また、ボランティア指導員を随時応募しております。興味のある方はご連絡下さい。
2月(閉講式)の活動の様子
平成27年2月7日土曜日9時30分~12時にて四日市コミュニティセンターにて17名の参加者により開催されました。 今月は「閉講式と一年間のまとめをしよう」です。
芹川会長が竹を使った昔ながらの遊び「竹鉄砲」の作り方を教えてくれました。使い慣れないのこぎりやナイフに苦戦していました。
次は簡単にできる万華鏡です。作り方の説明書を見ないで、自分で想像し考えながら作っています。誰が一番最初にできるか競争です。
次は体育館に移動して、竹トンボを飛ばして遊びました。遠くに高く飛ばす方法を岩尾先生に教わりながら、工夫していました。
閉講式はそれぞれに修了証書と記念品が渡されました。ひとりづつ1年間活動した感想発表をしました。また17名中皆勤賞が5名もいました。
そして冬休みの課題であった「未来の絵画」をみんなの前で発表しました。夢のある発明品や人に優しく社会に貢献できる素晴らしい作品ばかりでした。
最後に17名、全員揃って修了証書をもって記念写真です。1年間無事にみんなとても楽しく有意義な活動ができました。
1月の活動の様子
平成27年1月10日土曜日9時30分~12時にて宇佐産業科学高校にて16名の参加者により開催されました。 今月は「ミニマイコンカーを動かそう」「ロボット相撲の実演をしよう」です。
宇佐産業科学高校電子機械科、山口講師と8名の生徒さんが指導してくれました。今回はじめて高校生の方々と一緒に活動に取り組みました。
工業棟の計測実習室を利用して、実際にマイコンカーの操作を実演してくれました。とてもスピードがあり白線にそって正確に走っていました。
次の実演はロボット相撲です。実際に土俵から押し出されたロボットが負けとなります。ロボットが重なり合ったりしながら、勢いよく競り合っています。
そこで山口講師から、機械で動くロボットのしくみを教えていただきました。秘密はICチップの中に動かす機能をプログラミングすることです。
児童2名がペアになって実際のパソコンを入力していきます。直進・後進や止まる時間や右折・左折の機能を読み込ませていきます。
実際に自分たちでミニマイコンカーを動かしてみました。パソコン操作がとてもスムーズにできた事で、ものづくりの楽しさを経験できた貴重な活動でした。
12月の活動の様子
平成26年12月13日日曜日9時30分~12時にて三和酒類株式会社にて12名の親子での参加者により開催されました。 今月は三和酒類株式会社の工場見学とパネリスト体験です。
宇佐市に本社のある「いいちこ」「西の星」などで有名な三和酒類株式会社を訪問しました。今回は親子での工場見学をさせてもらいました。
早速、工場内を案内していただきました。元々はみかん畑を切り拓いたそうで、緑が多く自然豊かな整備されたとても広い敷地でした。
工場内では専用ガイドの方から焼酎の製造過程の説明がありました。中でも貯蔵・充填・包装・出荷の工程は子どもたちは興味津々でした。
次は味覚パネリスト体験です。それぞれのサンプルを並べ、甘味・酸味・塩辛味・苦味・無味を当てるテストです。また塩辛味の濃淡の順位をつけました。
答え合わせをします。三和酒類株式会社のきき酒マイスターの方から選別のコツを学びました。24名の参加者のうち4名全問正解の方がいました。
最後に見晴らしの良い社員食堂での昼食です。その後児童からの質問や感想発表がありました。保護者の方も貴重な体験が出来たとの事です。
11月の活動の様子
平成26年11月1日土曜日9時30分~12時にて四日市コミュニティセンターで14名の参加児童のもと開催されました。 今月のテーマは「日時計とペットボトル戦車を作ろう」です。
今回の講師は芹川会長です。まず日時計の仕組みを学び、班で質問事項を話し合います。
日時計とは太陽の位置によって時刻を知ることのできる時計のことをいいます。天体の南中時刻は経度の違いによって異なります。
ホットボンドの使い方にも慣れ、台座を接合出来ました。位置がずれないように文字盤の中心線を合わせるのが、とても重要です。
8月と11月にわたり2回の活動でやっと完成した日時計です。今回は物理の分野で少し難しい内容でしたが幅広い知識を学びました。
次は身近なものを使ってペットボトル戦車を作りました。自分たちで輪ゴムの巻き方や割り箸の長さを工夫しました。
さあペットボトル戦車が完成しました。班毎にみんなで競争しよう。誰のが一番遠くにまっすぐ早く進むでしょうか。
10月の活動の様子
平成26年10月4日土曜日9時30分~12時にて四日市コミュニティセンターで16名の参加児童のもと開催されました。 今月のテーマは「検査キットを使ってウィルス感染を調べてみよう」です。
今回の活動は、アドテック株式会社の研究チームの方が講師です。感染症やアレルギーを識別する検査キッドなどを取り扱ってます。
今年夏に流行した話題の「デング熱」の感染について教えてくれました。今回はインフルエンザについて感染しているかの検査です。
まず鼻またはのどに綿棒をいれて、自身の検体を採取しました。その綿棒を検体抽出液と合わせます。
また測定抽出液を5種類準備します。
検体を3滴滴下し、15分後に判定します。自分の検体を最後の5番目に設定しました。残りは違う種類のウイルス検査になります。
班毎にみんなで結果を比べてみよう。この実験の他に食品アレルギーや花粉症を血液を採取する方法もあるそうです。
今回は医療現場で実際に使われている検査キッドを使って実験する体験をしました。これからインフルエンザのシーズンになるので気をつけましょう。
9月の活動の様子
平成26年9月6日土曜日9時30分~12時にて四日市コミュ二ティセンターで17名の参加児童のもと開催されました。 今月のテーマは「プリンターを使ってオリジナルステッカーを作ろう」です。
講師は公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所の方とボランティア指導員に大分県立芸術文化短期大学の学生2名(宇佐市出身)です。
今まで3Dプリンターを利用して作った作品です。従来は困難だった立体的な形状も、3Dプリンターを使えばこのようにリアルに作成できます。
さあ、実際にパソコン入力をして、データーを選択します。高学年なのでパソコンの使い方も早くマスターし、色んな種類のイラストを選択し入力しています。
次に好きな色のステッカーを選び、プリンターへセットします。パソコンのデーターを連動させながら出来上がりの大きさの調整をしないといけません
実際にステッカーに印字された絵や文字をピンセットを使いながら、ゆっくり丁寧にはがしていきます。小さく細かい作業なので緊張します。
完成です!今回は宇佐市の観光キャラクターうさからクンとラッキーウサです。この他にもアニメキャラクターや自分の名前などステッカーを作成しました。
8月の活動の様子
平成26年8月1日土曜日12時30分~21時にて四日市コミュ二ティセンターで15名の参加児童のもと開催されました。 今月は夏休み特別企画「作ろう!遊ぼう!やってみよう!」をテーマに1日みんなで楽しくたくさんの事に挑戦しました。
レクレーションの講師としてNPO法人ABC野外教育センターの藤谷将誉先生を迎えてみんな笑顔で楽しく活動できました。
ヒロちゃん工房の岩尾弘先生指導のもとスライド式本立てを作成しました。のこぎりを使ってサイズを調整しながら組み立てます。以外と時間がかかるな・・
やっとの思いで(約3時間)出来上がった本立てです。夏休み自由研究の宿題が出来上がりました。全員揃って、ハイチーズ!先生ご指導ありがとう。
次は、渡辺利幸先生の「酸とアルカリの実験をしよう」です。7種類の水溶液が酸性・中性・アルカリ性のどの種類になるか実験してみよう。
酢・ポカリスエット・ハンドソープ・重曹・キンカン・サンポール・ドライの7つの液体を実験液を入れてそれぞれの色の変化を考えました。
最後は芹川治邦先生による物理の勉強です。小学生には難しい「日時計を作ろう」です。今日作った日時計は11月の活動時に実際に使って実験します。
7月の活動の様子
平成26年7月5日土曜日9時30分~12時にて四日市コミュニティセンターで17名の参加児童のもと開催されました。 今月のテーマは「空気のしくみについて学ぼう」です。下記のとおりたくさんの実験をやりました。
今日の講師は大分大学名誉教授の軸丸勇士先生です。空気の不思議を様々な実験を使って、わかりやしく説明してくれました。
「ボウリング球は掃除機で浮くか」をテーマに空気の力の不思議を学びました。普段意識しない空気を体感・観察してなぜをみんなで考えました。
次は色んな種類の缶を使っての実験です。熱した缶を水につけるとアルミの缶だけ一瞬にしてつぶれました。また熱を加えると元に戻りました。
次は容器に入れた水にストローを立て他のストローで吹くと容器内の水が上がって飛び散るよ。そして水は付着して紙の色が変わるよ。
次はこぼれない穴あきコップについて実験です。湯呑みに2つの穴が開いているけどこぼれません。その理由を班のみんなで考えています。
おなじく穴あきコップの仕組み(サイフォンの原理)を知ろう。紙コップにストローを通し水を入れます。水の量によりストローから水がでるが少し残してとまるよ。それはなぜかな・・・
6月(開講式)の活動の様子
平成26年6月7日土曜日9時30分~12時にて四日市コミュニティセンターで17名の参加児童のもと開催されました。 開級式では、来賓・会長のあいさつと1年間お世話になる講師の方の紹介やその後会員からの自己紹介がありました。
開講式の来賓として山本経済部長があいさつをしてくれました。失敗を恐れず楽しんで、学校では経験出来ない事をたくさん体験して下さい。
1年間、皆さんへ講師として指導したり、一緒に活動をサポートしてくれる指導員の方々です。活動の講師も担当してくれます。どうぞよろしくお願いいたします。
全員で17名の参加です。4班に分かれて活動をします。6年生を班長として、4~5人の班での活動をします。ひとまず、今日は緊張しながら自己紹介をしました。
全員で17名の参加です。4班に分かれて活動をします。6年生を班長として、4~5人の班での活動をします。ひとまず、今日は緊張しながら自己紹介をしました。
次は、初めてでも簡単につくれる手乗りブーメランです。厚紙を使って切り離したら、少し曲げるのがコツです。顔を近づけて勢いよく、息を吹きかけると飛んでいくよ。
次は、初めてでも簡単につくれる手乗り ペットボトルを使ったヘロンの噴水の実験です。キャップに穴を開けてホットボンドで固めています。なかなかうまくできません。岩尾指導員さん教えて・・・
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更新日:2020年09月04日