ヤングケアラーを知っていますか
「ヤングケアラー」とは
「本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこども・若者」 のことをさします。
「お手伝い」との違いは、その負担や責任の重さです。
 
              (出典:こども家庭庁ホームページ「ヤングケアラーについて」)
ヤングケアラーが直面する問題
子どもが年齢に見合わない責任や負担を負うことで、次のような影響が出ることがあります。
●学業への影響・・・遅刻・早退・欠席が増える、勉強の時間が取れない等
●就職への影響・・・自分にできると思う仕事の範囲を狭めて考えてしまう、、自分のやってきたことをアピールできない等
●友人関係への影響・・・友人等とコミュニケーションを取れる時間が少ない等
ヤングケアラーかも、と思ったあなたへ
家族の手伝い・手助けをするのは「ふつうのこと」と思うかもしれません。
でも、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの重い負荷がかかっている場合は、すこし注意が必要です。
自分のことや家のことを話すのは勇気がいることだと思います。
でも、あなたの話を聞いて、共感して、サポートしてくれる人は必ずいます。
学校の先生、スクールカウンセラー、親戚の人、友だちなど、信頼できる相手に相談してみましょう。
もしも友だちに「ヤングケアラー」かもと相談されたら…
その友だちの気持ちを想像しながら、友だちとして、あなたができることをやってみましょう。
・寄り添って話を聞いてみる
・信頼できる大人に一緒に相談にいく
・相談窓口を一緒に探してみる
周りの人たちが気持ちを理解すること。普段どおり、友だちとして接すること。
それが、その友だちの自分らしい生き方につながります。
周囲の大人のみなさんへ
ヤングケアラーは、家庭内のデリケートな問題のため表面化しづらく、また子ども自身もヤングケアラーであることを自覚していない場合が多くあります。
「家族のことを頑張り過ぎていて、負担がかかっているかな?」「ヤングケアラーかもしれない」などと思いあたる子どもがいたら、市役所など相談窓口へご連絡ください。
相談窓口
宇佐市家庭児童相談室
場所:宇佐市役所本庁1階(子育て支援課内)
電話番号:0978-32-2616
開所時間:午前8時30分~午後5時00分(土日祝日を除く)
大分県ヤングケアラー相談
電話相談
電話:097-546-1451
※24時間365日対応
関連情報
この記事に関するお問い合わせ先
子育て支援課 子育て支援係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎1階
電話番号:0978-27-8143
ファックス:0978-27-8227
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更新日:2025年10月31日