山火事や山の事故にご注意ください

更新日:2020年10月30日

山火事や山の事故が増えるシーズンに入ります

秋。紅葉のシーズン。灼熱に感じた暑さが落ち着き、色づく山に魅了され登山する方も多くなる季節となりました。近年では健康志向の高まりで登山が注目されているようです。また、冬に向け乾燥が進んでいくようになります。
さて、消防アングルからみると、山火事、山の事故や行方不明者が発生する季節と捉えます。近年、山火事は減少傾向にありますが、山の事故は今年に入って2件発生しています。

実際に鹿嵐山で大分県防災航空隊と山岳救助訓練を行いました!

院内に位置する名山、鹿の嵐の山と書く「かならせやま」。初見ではまず読めません。その鹿嵐山を舞台に大分県防災航空隊と合同で山岳訓練を行いました。目的は、登山客の事故を想定した迅速的確な対応、宇佐レスキュー隊と航空隊との適正な連携です!

防災ヘリから山頂に降下する隊員
レスキュー隊員から航空隊員への患者受け渡し
院内農村グラウンドでの防災ヘリ着陸誘導訓練

宇佐レスキュー隊員は、防災ヘリで山頂に降下する隊と登山口から入山する隊と2隊に分かれ、要救助者の捜索、発見、防災ヘリでの救出の訓練を行いました。

山頂からの景色

今回の合同訓練は、当初の目的を果たすことができ、隊員の経験値はあがりましたが、やはり、事故にあわないことが最善なことです。
登山の際は、油断せず、時間にゆとりをもって楽しんでください。火の取扱いにも十分注意をお願いします。

実は…の裏話

  • 実は、防災ヘリからの降下が未経験の隊員も多く、下の写真のとおり、事前に駅館川の河川敷で防災ヘリの訓練を実施していました。
  • 防災ヘリのダウンウォッシュが想像を遥かに超えていて、台風が直撃した感覚で、体を丸めたり、木を支えに使ったりしていました。 
  • 防災ヘリは、大分県防災航空隊が所有するヘリコプターの名称。火災の消火や台風など災害で取り残された人の救助など空から命を守る県が所管する部隊です。現在、宇佐市から大分県防災航空隊に1名派遣しています。
河川敷での降下訓練
河川敷での防災ヘリ誘導訓練
河川敷での消火訓練

この記事に関するお問い合わせ先

宇佐市消防本部宇佐消防署 救助係
〒879-0444 大分県宇佐市大字石田176番地

電話番号:0978-32-0119
ファックス:0978-33-0621

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