【減災シンポジウムin宇佐市】を開催しました
令和5年1月29日(日曜日)に宇佐文化会館・ウサノピアにて減災シンポジウムin宇佐市を開催しました。当日は休日にも関わらず市内外から多くの人が訪れ、災害多発時代と言われる現代社会において、地域防災や減災を考えるシンポジウムとなりました。
1.災害を学ぶ

鶴成教授による講演
内容については全部で4つのプログラムになっており、冒頭及び1つ目のプログラムでは大分大学減災・復興デザイン教育研究センター長の鶴成悦久教授による「宇佐市で想定される災害を知る」というテーマで、宇佐市が抱える災害リスクについて解説があり、それらを踏まえ今後の減災社会の構築についてお話いただきました。
2.実践的な避難計画に向けて

医療法人信和会和田病院住宅型有料老人ホーム和楽苑 小松憲一氏による発表
続いて要配慮者利用施設の避難確保計画に基づく訓練事例発表が、医療法人信和会和田病院住宅型有料老人ホーム和楽苑 小松憲一様から行われました。
発表は訓練動画が織り交ぜられており大変分かりやすいもので、最後には訓練時にみつかった課題について言及されており、今後はその課題を解消しつつ訓練の継続、ひいては実災害時に当該訓練の成果が活かされることが期待されます。
3.減災社会に向けた若者からの提言

学生発表の様子
プログラムの3つ目では市内高校生らと大分大学学生が宇佐市の将来の減災社会に向けた提言を行いました。提言では学生がこれまでに取り組んできた活動である「フィールドツアー」及び「ワークショップ」の様子を動画で紹介しました。その後2040年に実現されているであろう減災社会に向けて目標を設定し、そのために自分たちが2033年までに行うべき行動など計画にした「提言」を行いました。
※過去の取組みの様子は以下のリンクから確認できます。

学生発表の様子

学生発表の様子

宇佐市長と学生らの集合写真
4.みんなで地域防災・減災を考える

パネルディスカッションの様子
市民参加型パネルディスカッションでは、パネリストとして是永修治 宇佐市長をはじめ、大分県生活環境部防災局長 岡本文雄様、気象庁大分地方気象台長 後藤貴士様、国土地理院九州地方測量部長 檜山洋平様、宇佐市民代表 宇佐市防災士会事務局長 田中昭次様、高校生代表 大分県立宇佐高等学校2年 杉山颯太様、コメンテーターとして九州大学大学院工学研究院付属アジア防災研究センター教授 三谷泰浩様、コーディネーターには減災・復興デザイン教育研究センター長 鶴成悦久様に務めていただき、討議を行いました。会場では来場者にクリッカーと呼ばれる装置をランダムに配布しました。クリッカーを用いることでスクリーンに映るアンケートに対してその場で回答結果えるので、パネリストと来場者の市民が一体となったとパネルディスカッションとなりました。

宇佐市長 是永修治

大分県生活環境部防災局防災局長 岡本文雄

気象庁大分地方気象台長 後藤貴士

国土地理院九州地方測量部長 檜山洋平

宇佐市民代表 宇佐市防災士会事務局長 田中昭次

高校生代表 大分県立宇佐高等学校2年 杉山颯太

九州大学大学院工学研究付属アジア防災研究センター教授 三谷泰浩

大分大学 減災・復興デザイン教育研究センター長 鶴成悦久
これまでの取組みについて
大分大学ホームページ
「減災シンポジウム in 宇佐市」を開催しました (大分大学減災・復興デザイン教育研究センター)
この記事に関するお問い合わせ先
危機管理課 防災係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎3階
電話番号:0978-27-8111
ファックス:0978-27-8234
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更新日:2023年02月07日