救急車の適正利用について

更新日:2025年03月04日

119番通報の前に「その救急車、本当に必要ですか?」

令和6年中の救急出動件数は3,218件であり、1日の出動件数は平均して約9件となっています。また、救急車で運ばれた人の数は3,003人であり、この内、入院の必要がない軽傷が836人で約28%を占めています。 近年、全国的にも単なる酒酔いや風邪、軽度の打撲や切り傷などの軽い症状で救急車を利用する人が増えています。これは、軽い症状で救急車を利用したことにより、事故による大ケガの人や心筋梗塞などで緊急に病院へ搬送する必要がある人への救急車の到着を遅らせる可能性があります。119番通報する前に救急車が必要か、自家用車やタクシーなどを利用できないか、今一度考えてみてください。
ただし、命にかかわる病気やケガで緊急に病院へ行かなければならない場合は、迷わず119番通報してください。
救急車を本当に必要とする人のために、市民のみなさまのご理解とご協力をお願いします。

救急車を呼ぶか迷った時は?

全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)や救急車利用マニュアルを上手く活用しましょう。

全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)について

急な病気やけがをしたとき、該当する症状を画面上で選択していくと、緊急度に応じた必要な対応が、緊急性をイメージした色とともに表示されます。
「いますぐ救急車を呼びましょう」
「できるだけ早めに医療機関を受診しましょう」
「緊急ではありませんが医療機関を受診しましょう」
「引き続き、注意して様子をみてください」
その後、緊急性の判断を支援するものとなっています。

使用方法

インターネットまたはスマートフォンから「消防庁ホームページ」→「消防庁の役割」→「消防・救急体制の充実強化」→「救急車の適時・適切な利用(適正利用)」→「全国版救急受診アプリ(愛称「Q助」)」の利用やダウンロードが可能です。また、「App Store」や「Google Play」で「Q助」を検索の上、ダウンロード可能です。なお、アプリケーションはiOS8以上のiPhone端末またはAndroid4.4以上のスマートフォン・タブレット端末で利用できます。
 

救急車利用マニュアルについて

救急車の呼び方、持ってきてもらいたいもの、こんな症状のときは救急車を呼んだ方がいいといった内容が分かりやすく掲載されています。こちらもご覧ください。

お知らせ

もしものとき出来る限りすみやかに対応できるように救急講習を受講してみませんか。宇佐消防署では1年間に4回定期的に心肺蘇生、AEDの使用方法、異物除去法、止血法などといった実技を学ぶ普通救命講習を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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この記事に関するお問い合わせ先

宇佐市消防本部宇佐消防署 救急係
〒879-0444 大分県宇佐市大字石田176番地

電話番号:0978-32-0119
ファックス:0978-33-0621

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