消防は海でも訓練します
中津市で行われた水難救助訓練に参加しました
令和5年9月8日金曜日、中津市の田尻港にて近隣の4消防本部合同水難救助訓練に参加しました。この訓練には大分海上保安部と大分県水難救済会といった消防以外の関連団体も参加しました。
海上保安庁の潜水士からレクチャーを受ける
海の中は、深さと場所によっては暗闇の世界になり視界ゼロのところがあります。限られた空気の中での活動でもあり、恐怖心が常に襲ってきます。
我が管轄内にある駅館川も同じ環境です。そのため、水中環境でも適正な救助活動を行うことがスキルとして必要です。消防士も水に潜ります。
今回、基本捜索訓練に参加し、海難救助のスペシャリストである海上保安庁の潜水士から環状捜索や平行捜索といった捜索隊形など水中捜索の手法や手技のレクチャーを受け、水難救助の難しさを実感しつつも、救助技術を確認しました。
環状捜索
環状捜索の隊形
平行捜索
水の事故を未然に防ぐ
近年、大雨や台風の影響により、大雨警報の発令や避難指示が増えつつあります。また、河川で溺れる事故も多くなっています。危険と感じたらすぐに避難することや危険な場所には近づかないよう、日頃から水の事故に備えましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
宇佐市消防本部宇佐消防署 救助係
〒879-0444 大分県宇佐市大字石田176番地
電話番号:0978-32-0119
ファックス:0978-33-0621
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更新日:2023年09月11日