企画展「戦争の記憶をつなぐー神雷部隊と宇佐ー」終了まで残り1週間です!
企画展「戦争の記憶をつなぐー神雷部隊と宇佐ー」
太平洋戦争末期、日本海軍が生み出した特攻機「桜花」。1.2トンの爆弾に翼を付けた一人乗りの小さな機体は、母機である「一式陸上攻撃機」に搭載され、切り離されたら音速に迫る速度で敵艦に体当りする、生還不能な特攻兵器。
1945年2月、「桜花」を運用する第721海軍航空隊(通称 神雷部隊)の一部が宇佐へ配備された。3月18日、部隊初出撃の準備中に米軍機が宇佐を空襲、「桜花」の出撃は不可能となった。その後宇佐から桜花が出撃することはなかったが、終戦時には機体が残っていた。
極限の特攻兵器「桜花」を運用する特攻専門部隊「神雷部隊」と宇佐とのかかわりを、資料や写真により紹介します!
広報うさ8月号の特集にて紹介された中根久喜中尉の遺書も展示しています。
ぜひご覧ください。
主な展示資料
桜花風防ガラス・照準器・胴体の一部(宇佐市教育委員会蔵)
神雷部隊司令 岡村基春大佐揮毫 (宇佐市教育委員会蔵)
神雷部隊陸攻隊長 野中五郎少佐揮毫 (宇佐市教育委員会)
神雷部隊桜花隊員 中根久喜中尉 遺書・遺品箱 (宇佐市教育委員会蔵)
神雷部隊桜花隊員 山田恵太郎一飛曹はがき (宇佐市教育委員会蔵)
三木忠直「桜花概要」(個人蔵、写真)
※故ゲイリー・マイヤーズ氏から寄贈された、真珠湾攻撃を描いた絵画を公開します。
開催期間
令和6年5月24日(金曜日)~8月18日(日曜日)10:00~18:00(日曜は17:00まで)
※図書館休館日 毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館、翌火曜・水曜休館)、毎月最終木曜
場所
宇佐市民図書館 2階 渡綱ギャラリー
入場料
無料(申込不要)
更新日:2024年08月09日