電気柵は正しく設置しましょう
適切に設置され、管理されている電気柵は、有害鳥獣被害対策として効果的です。
正しく安全に設置していただきますようお願いします。
電気柵設置のポイント
以下のポイントを参考に、適切に設置・管理を行いましょう。
1.柵線の間隔は、イノシシ用は20cm、シカ用は30cmが効果的です。
間隔によって、効果のある動物が変わります。
2.アスファルト等の舗装から50cm以上離して設置しましょう。
前足が舗装の上にある状態で柵線に触れても、十分な電力が流れません。
3.ガイシは外向き(動物側)に設置しましょう。
イノシシ等が柵線に触れやすくなるため通電しやすくなります。
それにともない、支柱も倒されにくくなります。
4.柵線に草などが触れて漏電しないよう、草刈り等をしましょう
草などが柵線に触れると、漏電して電気があまり流れません。
5.24時間通電しましょう
電源を切っているときに柵線に触れたイノシシ等は、夜間に通電していても柵線を気にせず農地に侵入するようになります。
電気柵はあくまでも心理的な柵で、通電したときの恐怖心や警戒心を利用するものです。
事故防止のために
電気柵は有害鳥獣対策として有効なものですが、設置の仕方によっては重大な事故につながることがあるため注意が必要です。
電気柵を設置されている方々へ(注意事項)
電気柵を設置する場合は、次のことに注意してください。
・電気柵用電源装置を使用すること
・漏電遮断器(PSEマーク付)を接続すること
・危険表示板を見やすい位置に掲げること
・電気柵用電源装置付属の取扱説明書等に従い設置すること
※家庭用電源から直接柵線に電気を流すことは法律で禁止されています。
非常に危険ですので絶対にしないでください。
住民の皆様へ
適切に設置された電気柵は安全なものですが、通電していますので触れないでください。
小さなお子様や小学生につきましては、大人が注意してあげてください。
この記事に関するお問い合わせ先
林業水産課 林業係
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更新日:2020年06月05日