世界農業遺産を通して宇佐の魅力を知ろう! (発表と講座「未来を育てる卵」)



12月14日(土曜日)、宇佐市民図書館で発表と講座「未来を育てる卵~世界農業遺産と宇佐を考える~」が開催されました。
研究発表では、国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」の研究を続けている安心院高校科学部のみなさんが、京都大学の協力を得ながら、川の水などに含まれる環境DNAを抽出して外来種のサンショウウオとの交雑の有無などを調査し、市内に生息しているオオサンショウウオには今のところ外来種の侵入が確認されなかった結果について発表。今後も積極的な調査をしたいと抱負を話していました。
その後、別府大学の飯沼賢司教授が、「宇佐八幡文化の世界と世界農業遺産」について講演。八幡神は池に顕現し、薦をご神体にするなど池と所縁が深い神。昔からの姿を残した地区の水田への水の流れを研究すると、水の分岐付近に鎮守の杜があることについて貴重なお話しをしていただきました。
国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会の林浩昭会長には「世界農業遺産と地域振興のこれから」と題して、世界農業遺産は「世界唯一」であることが大切なことや国東半島宇佐地域を世界に発信するための今後の展開などについて話していただきました。
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更新日:2020年04月01日