もしものときのための「人生会議」

更新日:2022年08月04日

「人生会議」とは

「人生会議」とはACP(アドバンス・ケア・プランニング)の愛称です。

将来ご自身が病気になったり、介護が必要になったりしたときに備え、これまで大切にしてきたことやこれから誰とどのように過ごしたいか、自ら希望する医療や介護のことなどについて考え、また信頼する人たちと話し合い共有する取り組みのことをいいます。

なぜ「人生会議」が必要なの?

誰でも命にかかわる大きな病気やけがをする可能性があります。命の危険が迫った状態になると約70%の方がこれからの医療やケアについて、自分で決めたり、望みを人に伝えたりできなくなると言われています。

そのような「もしものとき」には、ご家族などが、あなたの気持ちを想像しながら今後のことについて関係者と話し合いをすることになります。そのため、日頃からご自身の希望や価値観などについて考えておき、それをご家族や親しい人たちと話し合い、共有しておくことがとても大切です。

すべての人が人生会議をしなくてはならないというわけではありません。しかし一方で、人生会議を重ねることで、自分の気持ちを話せなくなった「もしものとき」には、あなたの心の声を伝える助けとなるでしょう。

将来の自分の変化に備えて、「人生会議」をはじめてみませんか?

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