宇佐市の希少野生動植物
本市のため池は、平成25年に認定された世界農業遺産「クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環」を構成しており、農林水産の循環システムにおいて、重要な役割を担っています。そのため池等における「宇佐自然と親しむ会」による調査で、希少野生動植物が確認されています。
希少野生動植物(レッドデータブックおおいた2022掲載種)
ため池等では、以下の希少野生動植物(レッドデータブックおおいた2022掲載種)が確認されています。その他にも、渓流域ではオオサンショウウオ〔絶滅危惧IA類(CR)〕や干潟ではカブトガニ〔絶滅危惧IA類(CR)〕などが生息しています。
絶滅危惧IA類(CR)
ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの。
コバノイクビゴケ | フロウソウ | オオカサゴケ |
ハマナツメ | ベッコウトンボ |
絶滅危惧IB類(EN)
IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの。
カワツルモ | オニバス | オトメクジャク |
イトゴケ | コウヤノマンネングサ | ナガボノシロワレモコウ |
カスミサンショウウオ |
絶滅危惧II類(VU)
現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、近い将来「絶滅危惧IB類」のカテゴリーに移行することが確実と考えられるもの。
ガガブタ | ヒツジグサ | サシバ |
オオイタサンショウウオ |
準絶滅危惧(NT)
現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」として上位カテゴリーに移行する要素を有するもの。
ミゾコウジュ | オニシバリ | アケボノソウ |
ハンゲショウ | カビゴケ | オオミズゴケ |
ホソベリミズゴケ | カタシロゴケ | カヤネズミ |
ため池編における調査結果(抜粋)
調査者:宇佐自然と親しむ会 大塚 政雄、北内 義弘、田中 弘、林 謙治
撮影者:大塚 政雄 田中 弘
草本類
ガガブタ
スズサイコ
ハンゲショウ
オギノツメ
オニバス
タヌキモ
アゼムシロ
アカウキクサ
ヒメガマ
ハス
セリ
ヒナギキョウ
ヒメギキョウ
コクラン
クルマバナ
ワレモコウ
ナガボノシロワレモコウ
タヌキマメ
ヒルザキツキミソウ
ヒメヒオウギスイセン
マルバマンネングサ
ウォーターバコパ
ヨウシュヤマゴボウ
サンカクイ
キツネノカミソリ群生
ハナタデ
ナンバンギセル
ヒルムシ
樹木類
ケンポナシ
アリドオシ
カゴノキ
イヌビワ
かずら類
テリハノイバラ
ボタンヅル
センニンソウ
マルバフユイチゴ
シダ植物
コモチシダ
蘚苔類(こけ類)
蘚類
アカミノハリガネゴケ
ヘラハネジレゴケ
エゾスナゴケ
オオアオシノブゴケ
アカイチイゴケ
ヒメギンゴケモドキ
苔類
ジャゴケ
フタバネゼニゴケ
植物以外
きのこ類
カワラタケ
キツネノロウソク
地衣類
イシクラゲ
ため池調査で観察された昆虫
撮影者 : 大塚 政雄 田中 弘
アオモンイトトンボ
イシガケチョウ
ウスバキトンボ
ウチワヤンマ
ゴマダラチョウ
キイトトンボ
シオカラトンボ
チョウトンボ
ハラビロトンボ
オニヤンマ
タイワンウチワヤンマ
ネキトンボ
ベニシジミ
オオミズアオ
ナナフシ
ため池調査で観察された野鳥
撮影者 : 田中 弘
エナガ
サンショウクイ
アオゲラ
キビタキ
コゲラ
シジュウカラ
ヤマガラ
ウグイス
メジロ
ヒヨドリ
ムクドリ
モズ
キジバト
スズメ
ヒバリ
セグロセキレイ
キセキレイ
ケリ
ダイサギ
アオサギ
カワセミ
アオバト
オシドリ
マガモ
カルガモ
カイツブリ
トビ
ミザゴ
ゴイサギ(幼鳥)
オオヨシキリ
ホオジロ
ツバメ
2020.9 ~ 12 常在度表
植物
2020.9 ~ 12 常在度表(植物) (Excelファイル: 24.5KB)
昆虫
2020.9 ~ 12 常在度表(昆虫) (Excelファイル: 13.0KB)
野鳥
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境課 環境保全係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎1階
電話番号:0978-27-8132
ファックス:0978-32-2331
メールフォームによるお問い合わせ
- ページに関する評価
-
更新日:2024年02月13日