宇佐市の希少野生動植物

更新日:2024年06月05日

本市は、九重山系に通じる緑豊かな森林、広大で肥沃な宇佐平野、豊富な魚介類を育む豊前海、それらを繋ぎ地域を潤す駅館川など豊かな自然環境に恵まれています。
これらの豊かな自然環境の中には、国指定特別天然記念物のオオサンショウウオや生きた化石として知られるカブトガニなど希少な動植物が生息しています。
このような豊かな自然環境や生態系を保全し、未来の世代に継承するため、市では「宇佐自然と親しむ会」に市内の野生動植物に関する調査をお願いしています。
その調査結果などから、市内で多くの希少種が確認されています。

希少野生動植物(レッドデータブックおおいた2022掲載種)

絶滅危惧IA類(CR)

ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの。

オオサンショウウオ

クロツラヘラサギ

主な絶滅危惧種IA類(CR)

カブトガニ       コバノイクビゴケ オオカサゴケ    
ハマナツメ ベッコウトンボ フロウソウ

絶滅危惧IB類(EN)

IA類ほどではないが、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの。

オニバス

ナガボノシロワレモコウ

主な絶滅危惧IB類(EN)
カワツルモ スグロカモメ オトメクジャク
イトゴケ コウヤノマンネングサ     ツクシガモ           
カスミサンショウウオ            

絶滅危惧II類(VU)

現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、近い将来「絶滅危惧IB類」のカテゴリーに移行することが確実と考えられるもの。

シロチドリ

マナヅル

主な絶滅危惧II類(VU)
ガガブタ      ヒツジグサ サシバ     
オオイタサンショウウオ

準絶滅危惧(NT)

現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」として上位カテゴリーに移行する要素を有するもの。

オオシラガゴケ

オニシバリ

主な準絶滅危惧(NT)
ミゾコウジュ ハマシギ アケボノソウ
ハンゲショウ カビゴケ オオミズゴケ
ホソベリミズゴケ カタシロゴケ カヤネズミ

希少野生動植物等の保全に向けて

市内に生息する希少種をはじめとした野生動植物などを保全するため、宇佐自然と親しむ会や駅館川上下流域環境協議会等により、野生動植物を紹介する案内看板を設置しています。
ぜひご覧ください。

長洲の海岸に設置している案内板

鷹居地区公園に設置している案内板

【その他の設置場所】
・光岡城跡
・駅館川堤防
・新浜の海岸
・鷹栖観音堂
・仙の岩
・東椎屋の滝
・福貴野の滝
・香下ダム

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境課 環境保全係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎1階

電話番号:0978-27-8132
ファックス:0978-32-2331

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