令和6年度 人権連続講座を開催します!
今年度も人権連続講座を開催します。
今年度も人権連続講座を6月から子どもの人権、外国人の人権、部落差別問題の講座を開催します。この講座はひとりひとりの人権意識を高めより良い街にしていけるように開催しています。今年度も無料で参加できますので是非ご参加ください!!誰もが住みよいまちづくりを一緒に目指しましょう!
場所
宇佐市隣保館
2階 集会室
第3回 人権連続講座~外国人の人権~
演題:部落差別との出会い(結婚差別)
講師:帆足 美鈴 ほあしみすず
第3回隣保館人権連続講座 (PDFファイル: 280.0KB)
昨年度の様子
演題:「認知症の人と介護家族に正しい理解とあたたかい見守りを!」
講師:小内世津子(おないせつこ)
感想
・認知症のお母さんと過ごした13年間の介護体験を聞くことができ、とても良かったです。仕事の中で、認知症の方と関わることが多く、本人の想い、家族の想いを日々聞くことができています。記憶は忘れてしまうけど、感情は残るので、話すことは大切だと思います。笑顔で話すことで、不安が少し落ち着くと思います。いろいろな話を聞かせてもらっていますが、家族の介護の大変さ、その中で認知症の本人さんと笑いながら介護しようとしている姿をみることができてよかったです。ありがとうございました。
・介護者としての大変な経験をしながら、前向きに介護をし、今同じ介護家族を支える為、頑張っておられる事はすばらしい。お話もわかりやすく、介護する側と介護される立場、双方の想いもよくわかりました。とても良いお話を聞かせていただきました。
・今日ありがとうございます。話を聞いて胸がつまりました。私は笑顔でしていきます。
・ソフトな語り口でお話いただき、認知症をある意味肯定的に受け入れることができました。7時間夜ぐっすり、正しい理解を持って、認知症サポーターの一人になりたいと思います。認知症サポーターがふえれば、だれもが住みよい地域になりますね。(私自身が認知症を患うかもしれません。いたずらにオソレないようにしなければ)
・少しでも認知症を理解し、優しい言葉かけができるように努力したいです。
・現在、両親が老々介護状態です。一週間に一度様子を見に行き、毎日の電話は欠かしません。今のところ認知症ではないようですが、高齢でもあり、今日のお話は勉強になりました。地域で声掛け、大切だなと思います。
・認知症の方だけでなく、介護家族の方に対する理解も進み、大変勉強になりました。認知症の方もその家族の方も地域で安心してくらせる社会にしていけるよう、自分にできることをしていきたいと思います。
・私も子どものいない叔母のお世話をしています。少し認知症を疑うこともあるので、すごく不安です。でも本人が一番不安だと思うので、そばで寄り添ってあげたいと思います。小内さんが、たくさんの身内の方の身元引受人になっていたと聞き、私と同じ状況なんだと、心が軽くなった気がします。ありがとうございました。
・私にも認知症の母がいます。お話を聞いていると、同じような行動をとっていることや、どう対応していたのかがわかり、安心と元気をもらいました。現状は父が介護をしているのですが、「わからない」「忘れる」ことが多く、やや悩んでいるようです。今日聞いたことを伝え、父の負担も少し軽くなればよいなと感じました。貴重な話をありがとうございました。
・認知の介護に自信ができました。認知症が多くて大変だと感じてます。
・小内さん、小内さんのご家族、尊敬します。もし自分の親だったら、ついつい感情的になってしまいそうです。今日のお話をきいて、改めて「笑顔」でかかわることを忘れないようにしたいと思います。
・とても元気、気づきをいただきました。自分の苦労や辛さは本当にちっぽけなものだった‥‥。もっともっと大変な事態を明るく乗り切った、そして多くの仲間の力を得る生き方に感動しています。ありがとうございました。認知症だった義父母に対して、申し訳ない。もっと理解して、対応していけたはずなのにと、後悔もあります。もっと早くこんな機会があれば良かったです。残念です。自分が出ていかなかっただけです。
・経験談がとてもわかりやすく、認知症の方の思い、家族の思いを理解することができました。認知症の方が不安になることが分かったので、もう少し祖母への対応がやさしくできるかなと思います。
・たくさんのヒントをいただきました。優しい語り口の中に強いメッセージを感じました。受け入れていくことの大切さ、家族の支えのすばらしさ、なかなか自分に重ねることができない部分もありましたが、今日のお話をきいて、もう一度見つめなおしていきたいと思います。ありがとうございました。
・認知症介護の経験談を聴けて本当に良かったです。「ぼけて迷惑をかけるようになりたくない」と思ってきたけれど、知らないから怖いと感じてしまう。今日のような体験を聴いたり、対応の仕方を学んだりして、地域で見守る取り組みに参加していきたいと思います。器械の使い方も覚えたいと思いました。小内さん、優しい声で温かい気持ちが伝わる本当にすばらしいお話をありがとうございました。
・小内さんのように出来るだろうか。小内さんは本当にお父さん、お母さんに充分手を掛けてすごいと思いました。ご主人、お子様もささえて、家族のみんなが愛情いっぱいだと感じました。ついさっき言ったやろ、と言ってしまう自分が恥ずかしいと思いました。一人にさせない。自分の家族ですもの。大切にしたいと思いました。ありがとうございました。
・認知症は、他人ごとではなく、いつも自分の問題だと思っています。いつ自分が認知症になってもおかしくないと思っています。小内さんの話を聴いて、私自身亡くなった親に対する態度を反省するばかりです。何度も同じことを言う親の思いに対応することができなかったです。「相手に変わることを求めるのではなく、自分が変わることが大切です」という言葉が印象に残りました。認知症は、個人や家族の問題ではなく、社会全体の問題だと思います。認知症になっても安心して暮らせる社会の実現を望みます。そのために努力していきたいと思います。
・否定をせず、声かけの大切さを感じました。勇気をもって声かけをしたいと思いました。
・ありがとうございました。大変良かったです。これからもよろしくお願いします。
・私の父も認知症でした。発症当時は、まだ物忘れがひどくなった、どうしたんだろうというくらいで、?認知症?ということもあまり知られていない頃。私たち家族もどこに相談して良いかわからないことだらけ・・。接し方もわからず、
それまで通りに言うことがわかってくれなかったり、何かピントがずれたことを言ったりするとき、言い合いのケンカみたいになったり‥‥。今振り返れば、心が痛み反省しないといかないことばかり‥‥。それでも父と運動不足を補うために、いっしょに散歩できたことが、いい思い出です。桜の下を二人で歩いたことが、いちばん大切な父の思い出‥‥。思い出す時間にもなりました。お話本当にありがとうございました。
・自分のお話をする時よりも、会の話をする時の方が、とても良いお顔でおっしゃられていました。会が、とてもささえになったのだと感じました。
小内世津子さん
様子
【第2回】 7月6日木曜日(19:00~21:00)終了しました
演題:「LGBTQという言葉の先へ」~親として学んだこと・感じたこと・助けられたこと~
講師:中島みつこ(なかじまみつこ)
感想
・親の立場からの話はとても有難かった。「あなたはどうしたい?」「あなたはどう呼ばれたい?」Aさんがまっすぐ向きあって、せいいっぱい書いてくれた事すごい。2022女の三省堂の表記、なるほどです。
LGBTQ → SOGIE Sexual Orientation Gender Identity Expression(SOGIESC)
(今月宇佐市で統一制服の保護者向け文書が配布されました。自認男性(ママ)でスカートをはきたい生徒が、自然にその選択ができるために、学校でできる素地作りとは‼ 本日委員会に相談しました。)さいごの「すべての人の‥‥‥」まったくそのとおり‼
・3才の孫がいます。女の子だからと自然に女の子用のプレゼントを決めたり、声かけしている自分がいます。一人の人間として、自分の性を自認していけるよう見守っていくように心掛けたいと思います。「自分らしく」生きる。とても大切なことです。いい時期に大切なお話が聞けたこと、感謝です。有難うございました。この現代は、生きづらい社会だったんだなと苦しく思いました。現実に気づけて良かった。自分に何ができるか。少しでも学んでいきたいと思いました。
・LGBTQの比率を知って、今まで身近には感じていたけれども、もっともっと身近に感じました。私の今までの人生の中で、LGBTQの人がいたなと今となって気づきました。また性別Mxという言葉、Theyという単数の言葉があることも初めて知りました。さらに制度の大切さをつくづく感じました。と同時に教育の重要性も痛感しました。今日はありがとうございました。
・あたり前だと思ってたことまで違うんだと感じてます。子どもさんの苦しみ、親の受け入れることの難しさを知りました。でもその人のあたり前の姿なのだと思いました。SOGIEの言葉も初めて知りました。少しずつ知っていくことが大切だと思いました、子どもさんの楽しそうな笑顔の写真をみれて、自分らしく今を生きているんだと思いました。性別など関係ないと強く思いました。ありがとうございました。
・性に関する最新の知識を知ることができた。LGBTQなど知っているつもりであったが、ふとした部分で気づかされて、まだまだ自分が古い性の考えにとらわれていることに気づいた。
・ささいな事、あたり前と思っている事の中に、まだまだ勝手に決めつけて(性差をつけて)しまっている自分に気づかされた気がしました。まずは、「あたり前」をはぎとる努力を心掛けて日々を過ごしてみようと思います。LGBTQについては、とても難しい問題だと思いますが、大変よい学習の機会になりました。
・LGBTQの人を理解してあげようと思っていた自分ですが、すべての人のSOGIEを尊重しようの気持ちに変わることができた、というか、感じることができたからです。「男としてあたり前」「女としてあたり前」という気持ちが自分にはあるなあと気づきました。
・実体験に基づく話だから重い。説得力がある。すごく為になる話、ありがとうございました。クラスメイトのAさんに近づけるように日々の生活を見直さないと・・
・知らないことが多く、今日のお話を聞いて、ふつうということではいけないと思いました。とてもデリケートな事なので、カミングアウトできない子どもさんがいることも知り、お話を聞いて良かったです。ありがとうございました。
・世間いわゆる常識を単に受け入れるのではなく、それが意味するものをしっかり見極めなければ‥‥。LGBTQのとらえではなく、SOGIEでとらえていこう。Ally(アライ)初めて聞きました。ぜひともAllyに!Aさんの手紙に感謝。レインボーストラップを持ちたい。
・知る事で知り合いになる‼という事が良いんですね。知り合いになったらお互い人間同志ですものね。これからも色々知る努力をして、自分の心をフラットにしていきたと思います。
・性的マイノリティーの人々の理解と、寄り添う事の大切さを学びました。「ふつう」「あたりまえ」の言葉の裏にある差別性に気がつきました。この言葉にこれまで、そして今も多くの人たちを傷ついてきたことか!「あなたはありのままでよい」性はグラデーション(10人いれば10通り)印象に残りました。一人ひとりの違い、個人が大切にされる社会をつくっていくことが大切だと思います。
・話を聞いて。学ぶことの大切さを知りました。自分の中のあたり前をなくそうと思いました。今日の話を聞いて良かった。
・親として感じてこられた様々な思い、学び、大切な事ことなど、とてもわかりやすく話していただき、よくわかりました。子どもさんの講演会の事を思い出し、重ねながら聞いていました。「普通」ってなんだ?と改めて考えさせられました。今日の自分が感じたことを、これからすぐ家族に伝えたいと思います。
・中島さんの気もちをひしひしと感じました。知識がなかったから、何度もその言葉を聞く中で、啓発の大切さを教えていただいた気がします。あと講演前に伺った話の中で、レインボープライドはお祭りであると同時に一年に一度お互いが生きていることを確め合う機会という言葉が印象に残りました。11月福岡レインボープライド、行きたくなりました。
・人それぞれの性の違いがあって良いと思います。その違いを表現するために制服の見直しをしたり、ランドセルの色だったり、いろいろ社会が理解するために、LBBTQの講演や資料の作成等も進められていると思います。私は「性的少数者」という言葉はどこから出てきたのかと、ずーっと疑問に思っていました。何が少数者なのか?皆さんは疑問に思われないのか?と思います。もし分かれば教えてほしい。以前の講演で性に苦しむ本人のお話を聞くことができて良かったと思いますし、今回は、親としてお話も聞けて良かったと思います。
・私の「あたり前」をはぎとる事は本当に難しいだろうと思いました。でも知識を得たので、個人ひとりひとりの「らしさ」を大切にできる人間になりたいと思いました。中島さんの気持ちの強さをすごく感じました。
・まだまだ「ふつう」の考えから抜け出せないところがありますが、学習を重ねて、理解を深めていきたいです。
・今日も大変良かったです。ありがとう。これからもよろしくお願いします。
・解り易くて勉強になりました。孫がいるのですが、親も受け入れる事ができると思っていますが、わかったつもりにならないよう気をつけなければならないと思いました。正しく知る事で、悲しい思いをする人が少しでもなくなると良いと思っています。まずは、自分からですね。«自分の中のあたりまえ»考えていきたい。Allyになります。学んでいきます!! 今レインボーステッカーをもらう資格はありません。学んでもらいに行くよう頑張ります。
・親としての経験から学んだこと、感じたこと、助けられたこと、その気持ちが伝わった学習ができたと思います。もしカミングアウトをうけたら、「私は味方」の気持ちを伝えたいと思います。(自分がすべて無知だと知りました)今とっても気持ちも知識も学習できたと思います。ありがとうございました。
・男子の制服、女子の制服と決めずに、自分で選べる・・というのは良いと思いますが、そもそも学校別に制服を決める必要があるのだろうかと思います。
・私は結婚していなくて、子どももいません。もし子どもがいたら、子どもの言葉をよく聞いて、一緒に考えて話をしたいと思いました。
・ほんとうに子どもさんのことに気づかなかったのでしょうか。気づいていたけれど、気づかないふりをしていたのではないですか。文科省のせいにしないでほしい。親がいろいろな人と知り合えば「多様性」に気づいていたはずです。私の次男は、記念写真を撮るときに「赤いドレスを着たい」と泣いてたのみました。赤いドレス、髪にリボン、花束を抱えて首をかしげてにっこり。2才の時です。「この子がどんなになっても受け入れよう」と思いました。亡母の親せきに、見た目を名前も女性の教師がいました。しかし、今思えば性同一性障害だったのでしょう。70年以上前のことです。私は、中学2年と高校1年の時に、女の子からキスされました。私のことが好きでいてくれたら嬉しいなと思いました。
中島みつこさん
様子
【第3回】8月10日木曜日(19:00~21:00)終了しました
内容:部落差別について
講師:足立哲範(あだちてつのり)
感想
・講師の「熱」が言葉を産んでいるから、自分の心に届く、ともすれば眠りそうになる心を(部落問題を遠ざけているという意味)たたき起こしてくれる。
・学習の流れがとてもよくわかりやすく納得できた。今でも差別があること、まだまだ差別解消のための行動をやっていかねばと思います。
・ありがとうございました。大変よかったです。これからも学習をしたいと思います。ありがとう。
・おつかれ様です。ありがとうございました。正しく知るということはどうなのか‥。自分の変革を(差別する心)おこなって行けば、心に素直に生きていきたいと思います。
・«寝た子を起こすな論»では、決して部落差別はいつまでたってもなくならないを再確認。現代にも延々と続く部落差別についての話、正しく学び続ける必要をひしひしと感じました。久しぶりに足立先生のお話を聞けました。ありがとうございました。
・参加者自身が差別や自分の話をする講話が良かった‼考えさせることなど‼
・自分が子どものときは、部落差別のこと勉強しました。私は20代まで、同和という言葉があることを知らなかったです。言われたときに「その言葉は何だろう?」と思い、部落差別のことだと知りました。他人事ではいけないことだと痛感してます。自然消滅するとアンケートにでてましたが、それは、目をつぶって見てないだけで、知らない間に差別をしているのではないかと、講演を聞きながら思いました。話を聞いて、その当時に話を聞いたことを思い出しました。大変
貴重な話を聞けて良かったです。ありがとうございました。
・人ごと、他人ごと、自分には無関係、そんな立場でしたが、見ていることも含めて当事者意識を持つ大切さを感じました。部落の親の方の痛みが身にしみて、涙が出る思いです。
・差別が早くなくなるといいなあ~と思い、話を聞きました。大変良かったです。
・部落差別を考えるきっかけになった。
・声が聴きとりやすかった。根拠のない差別を無くすためには、部落差別を無くすことだと感じました。ディズニーの「ピーターパン」の中に「インディアン部落」というセリフがありました。2~3年後に観ると「インディアン
集落」に変わっていました。
・足立さんの講座は今までと違った人権講座だったような気がして勉強になりました。
足立哲範さん
この記事に関するお問い合わせ先
人権啓発・部落差別解消推進課 隣保館
〒879-0453 大分県宇佐市大字上田1043番地の1
電話番号:0978-33-1707
ファックス:0978-33-1707
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更新日:2024年04月19日