令和2年度人権連続講座を開催いたしました

更新日:2020年11月11日

第1回9月17日

講師:高坂亮佳
演題:『1000円で宇佐を応援プロジェクト=地域とのつながり』

自らの体験を通して、自分だけでなく様々な人とのかかわりや助け合いの中でつながりを大切にしていくことが『人権』へとつながっていくと感じさせられる講演でした。

高坂1

高坂さん

高坂2

高坂さん

高坂3

会場の様子

受講者の感想

たくさんの方から感想をいただきました。
一部ですが紹介いたします。

 

・私の知らない体験をされているお話だったので、大変楽しく聞くことができました。高坂さんの前向きな考え、生き方が素敵だなと思いました。

・本当にその方に必要なのかと考えて動くこと、考えたことを実行していくエネルギー、すごいなと感じました。誰かに助けてもらったらそれを別の人に返していくことの大切さ、私自身もそのように動いていきたいと思います。

・人権もつまるところ、人と人とのつながり。助け助けられ・・当たり前のことを改めて思い出させてもらいました。

・”世界にはいろんな当たり前がある”いろんな当たり前をもっと知りたい、全く同感です。
あの人、この人の当たり前を受け止めていきたいと思います。

第2回10月8日

講師:廣岡満喜子
演題:『生きて行くことのたたかい~明日は晴れるだろうか~』

部落差別の現実と自分の人生の中でうけた差別と自身の持つ差別感を話してくださり、いまだにある「部落差別」の悲しさ、おかしさを伝える講演でした。
 

廣岡1

廣岡さん

廣岡さん2

廣岡さん

廣岡さん講演の様子

会場の様子

受講者の感想

たくさんの方からの感想をいただきました。
一部ですが紹介いたします。

 

・廣岡さんが受けた結婚差別の現実を心からの言葉(叫び)を聞くことができ、強く心に落ちました。今日は職場の後輩を連れてきて聞いてもらいました。本当にありがとうございました。

・すごく衝撃を受けました。話を聞いていて心が苦しくなりました。この宇佐でこんなひどい差別が行われていたなんて、ショックでした。部落差別の現実は、昔の話ではないのですね。

・今日、お話を聞きに来て本当に良かったです。「言いにくいことは一番わかってほしいこと」との言葉があります。どれだけの苦しくつらい思いを背負い、今も見えないものを背負われているのかと思うと改めて差別とは何かを考えさせてもらいました。頑張る(おかしいことを見抜くこと許さないこと)のは私たちと思います。「無関心が差別につながる」との話も聞いたことがあります。今日のお話を心の糧に、自分自身の人権感覚を磨き、差別の怒りを持っていきたいです。

・差別はまだ終わってない。語っていかなければ終わらない。じっとしていてなくなるものでもない。そう感じました。本当に貴重な話ありがとうございました。しっかりと自分にできることを考えたいと思いました。

第3回10月22日

講師:タマング・スビナ/中野美幸
演題:『サバイジャナライ~お互いに分かり合うために~』

ネパールの紹介や習慣の違い、日本に来て感じたこと困ったことなどわかりやすい講演で、今後の国際社会に向けた人権の取り組み方など考えさせられるようなお話でした。

スビナさん

スビナさん

スビナさん夫婦

スビナさんとパラダスさん

なかのさん

中野さん

受講者の感想

たくさんの方からの感想をいただきました。
一部ですが紹介いたします。

 

・なかなか外国の方と交流することがないので、日本に住んで考えていること、日本とネパールの違いをたくさん聞くことができ勉強になりました。世界という枠の中から見ると人権・平和と同じように進めていくべきことがたくさん見えてくるように思います。ともに理解し合い支え合う関係を作っていくことの大切さを今日の講座で改めて考えました。

・とても良いお話が聞けたし、スビナさんやパラダスさんの人柄の温かさや中野先生の熱意が伝わってきました。このようなことに興味を持つ宇佐市の人たちが集まる場所だったと思うので、参加者同士が繋がれるようなグループトークが設定されてるとよかったかなと思います。”ちがい”も認め合えるような温かい宇佐の町にしていきたいですね。そして子どもたちにも”肌の色”など気にしないで心と心で付き合える関係を作り上げてもらいたいです。

・異文化に触れることで、自分の小ささを感じました。同じ地球人として、自分に出来ることは力になりたいなあと思います。「日本に来てよかったことがたくさんある」とスビナさんが言ってくださりうれしかったです。また、”自分が変わらなければ”と前向きに考えて行動したスビナさんはとてもすてきだなーと思いました。今日は出会えて良かったです。

第4回11月5日

講師:恒藤樹人
講演:「障がい者福祉から考える人権と私の『当事者』意識」

共生社会において改めて障がい者の人権を考えるきっかけとなる講演でした。

恒藤さん4

恒藤さん

恒藤さん2

恒藤さん

恒藤さん講演の様子

会場の様子

受講者の感想

たくさんの感想をいただきました。
一部ですが紹介いたします。

 

・「人は見ようとするものしか見えない」心に残りました。機会があれば人権に関する話を聞いたり学習したりして、人権意識を磨いていきたいと思います。

・何度も問われたあなたは「当事者」ですか。他人事としてこの講座に参加してしまったと反省が始まりました。自分の意識の低さや学習不足に打ちのめされた感覚で苦しかったです。たくさん学びました。これからの自分の生き方に今日の学びをつなげていきます。人は見ようとするものしか見えない・・・人権尊重の思いで改めて生活していき、当事者として生きていこうと思います。

・障がい者との共生を考えるいいきっかけになりました。「医療モデル」⇒「社会モデル」を大事にすることの大切さを痛感いたしました。「合理的配慮」の視点からも欠かせないものと感じました。今日の講座で学ばさせていただいた「当事者」として人権意識を明日からの生活に生かしていきたいと思います。

この記事に関するお問い合わせ先

人権啓発・部落差別解消推進課 隣保館
〒879-0453 大分県宇佐市大字上田1043番地の1

電話番号:0978-33-1707
ファックス:0978-33-1707

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