令和3年度「隣保館ふれあい広場(リバティフェスタ)」終了しました!

更新日:2021年10月20日

リバティフェスタとは

リバティフェスタとは、リバティ(自由・解放)フェスタ(まつり)で差別や束縛からの解放をめざす祭りという意味です。差別解消を願い、さまざまな人権について考える一日にしたいと思っています。例年はステージ発表や記念講演のほか、点字や手話の体験コーナーや食の販売コーナーも設け、小さな子どもから大人まで楽しめるイベントとなっていましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の為映画上映をすることにいたしました。

開催日程

開催日時

令和3年度10月17日(日曜日) 9:30~12:00

開催場所

宇佐市隣保館 (入場無料)

開催内容

今年度は隣保館の愛称決定の表彰式と映画上映を行います。
※新型コロナウイルスの影響により開催行事、隣保館利用等中止になる可能性があります。
市のホームページで最新の情報はお知らせいたします。直接隣保館にお問い合わせいただいても大丈夫です。

みなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程お願いいたします。

お肉
太鼓
牛
ある精肉店のはなし

大阪貝塚市での屠畜見学会。

牛のいのちと全身全霊で向き合うある精肉店との出会いから、この映画は始まった。

家族4人の息の合った手わざで牛が捌かれていく。

牛と人との体温が混ざり合う屠場は、熱気に満ちていた。

店に持ち帰られた枝肉は、丁寧に切り分けられ、店頭に並ぶ。

皮は丹念になめされ、立派なだんじり太鼓へと姿を変えていく。

家では、家族4世代が食卓に集い、いつもにぎやかだ。

家業を継ぎ7代目となる兄弟の心にあるのは被差別部落ゆえのいわれなき差別を受けてきた父の姿。

差別のない社会にしたいと、地域の仲間とともに部落解放運動に参加する中でいつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わっていった。

2012年3月代々使用してきた屠畜場が、102年の歴史に幕を下ろした。最後の屠畜を終え、北出精肉店も新たな日々を重ねていく。いのちを食べて人は生きる。

「生」の本質を見続けてきた家族の記録。

隣保館の愛称が決定しました!

ほっとかん

ほっとかん

※隣保館運営審議会で投票により決定しました。

~命名理由~

相談や悩みをほっとかない、困っている人を「ほっとかん」場所、どんな人も心が「HOT」に暖かくなる場所、いつでも「ほっ」と落ち着ける場所になるようにという願いが込められています。

愛称の文字を虹色にした理由

近年「LGBTQ」「多様性」ということばが広がり、そのあり方に理解が進むようになってきています。
「LGBTQ」を象徴するものがレインボーフラッグです。

レインボーフラッグが広まった当初、8色で構成されていました。
ピンク=性
レッド=生命
オレンジ=癒し
イエロー=太陽
グリーン=自然
ターコイズ=芸術
ネイビー=調和
パープル=精神

当初、このレインボーフラッグはセンセーショナルであったことから数多くの方に受け入れられました。

それに重なるようにLGBTの運動はそれと共に広がりを見せていきます。しかし、そうなると結果的にレインボーフラッグが大量に必要となっていきます。

8色のフラッグを大量に印刷することは当時の技術では難しく、技術の問題からピンクとターコイズを抜いた6色というかたちになったのです。

もちろん、これらの色合いの意味がレインボーフラッグから失われたわけではありません。8色から6色に変わっても、その深い意味合いは失われずに受け継がれ続けているのです。

性を、人種を、思想を超えて、すべての人が平等に、そして幸せに暮らすためにすべての人が生きやすい世界に変わっていくこと、それを目指した社会にしたいという願いから虹色にしました。

 

 

表彰式の様子

表彰者の方々

表彰者ウダさん

入賞 ウダさん

最優秀賞金光さん

最優秀賞 金光さん

授賞者と看板

☆最優秀賞☆

『ほっとかん』
金光 伸也さん
べべみさん

☆入賞☆

『りんりん館』
こころくんさん
ももちゃんさん
南 義澄さん

『ヒューマンプラザ・ウサ』
ウダさん


受賞おめでとうございます!

応募総数:86作品 たくさんのご応募ありがとうございました。

 

「ある精肉店のはなし」上映の様子

屠畜を通して命の大切さ、ありがたさ、またそれに携わる人々の生きざまを映したドキュメンタリー映画です。
 

ある精肉店のはなし上映会

感想

・「いのちをいただく」ということは食を無駄にしない。わかっていたことで、残すことはしてないが、映像とはいえかなりのインパクト、心に残るものでした。あらためて、一食に対して感謝しなければならないと思いました。
・部落差別について何も知らなかった。知ろうとしなかったということに気が付きました。人権についてとても分かりやすい内容でした。本日はこのような機会をいただきありがとうございました。
・いつも<命をいただく>と言ってきましたが、本当の意味でどこまでわかっていたのか、自分に問いかけました。小学校の時、同級生にお肉屋さんがいました。当時の私は理解することができませんでしたが、PTAの席で親同士の会話で「部落差別に負けない子にする!!」とその子のお母さんが話していたということを、聞いたことがあります。そんな思いをしないですむ社会にしたいです。

この記事に関するお問い合わせ先

人権啓発・部落差別解消推進課 隣保館
〒879-0453 大分県宇佐市大字上田1043番地の1

電話番号:0978-33-1707
ファックス:0978-33-1707

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