令和3年度「隣保館ふれあい広場(リバティフェスタ)」を開催します

更新日:2021年10月13日

リバティフェスタとは

リバティフェスタとは、リバティ(自由・解放)フェスタ(まつり)で差別や束縛からの解放をめざす祭りという意味です。差別解消を願い、さまざまな人権について考える一日にしたいと思っています。例年はステージ発表や記念講演のほか、点字や手話の体験コーナーや食の販売コーナーも設け、小さな子どもから大人まで楽しめるイベントとなっていましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の為映画上映をすることにいたしました。

開催日程

開催日時

令和3年度10月17日(日曜日) 9:30~12:00

開催場所

宇佐市隣保館 (入場無料)

開催内容

今年度は隣保館の愛称決定の表彰式と映画上映を行います。
※新型コロナウイルスの影響により開催行事、隣保館利用等中止になる可能性があります。
市のホームページで最新の情報はお知らせいたします。直接隣保館にお問い合わせいただいても大丈夫です。

みなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解の程お願いいたします。

お肉
太鼓
牛
ある精肉店のはなし

大阪貝塚市での屠畜見学会。

牛のいのちと全身全霊で向き合うある精肉店との出会いから、この映画は始まった。

家族4人の息の合った手わざで牛が捌かれていく。

牛と人との体温が混ざり合う屠場は、熱気に満ちていた。

店に持ち帰られた枝肉は、丁寧に切り分けられ、店頭に並ぶ。

皮は丹念になめされ、立派なだんじり太鼓へと姿を変えていく。

家では、家族4世代が食卓に集い、いつもにぎやかだ。

家業を継ぎ7代目となる兄弟の心にあるのは被差別部落ゆえのいわれなき差別を受けてきた父の姿。

差別のない社会にしたいと、地域の仲間とともに部落解放運動に参加する中でいつしか自分たちの意識も変化し、地域や家族も変わっていった。

2012年3月代々使用してきた屠畜場が、102年の歴史に幕を下ろした。最後の屠畜を終え、北出精肉店も新たな日々を重ねていく。いのちを食べて人は生きる。

「生」の本質を見続けてきた家族の記録。

この記事に関するお問い合わせ先

人権啓発・部落差別解消推進課 隣保館
〒879-0453 大分県宇佐市大字上田1043番地の1

電話番号:0978-33-1707
ファックス:0978-33-1707

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