【11月16日開催】人権啓発「市民のつどい」講演会を開催しました!

更新日:2023年11月17日

市民のつどい講演会は、市民の皆様に人権について学んでいただくため、12月の人権週間に先がけて宇佐市人権啓発推進協議会が毎年開催している講演会です。
今年は、ドキュメンタリー映画「みんなの学校」の舞台であり「奇跡の学校」として知られる大阪市立大空小学校の初代校長である木村泰子(きむら やすこ)氏を講師にお招きしました。

子どもたちにとって学校はどんな場所であるべきか、学校現場の課題と向き合い続けた木村講師の言葉は、「子どもにとって、全ての人にとって本当に大切なことは何なのか」を私たちに気付かせてくれる講演でした。多くのご来場、ありがとうございました。

20231116poster

日程(終了しました)

令和5年11月16日(木曜日)

受付:12時30分~13時30分

講演会:13時30分~15時30分

会場

宇佐文化会館 大ホール 

講師

木村 泰子 氏(大阪市立大空小学校 初代校長)

演題

「人権」の視点から「学校のあたりまえ」を問い直しませんか

講師プロフィール

大阪府生まれ。

2006年に開校した大阪市立大空小学校の初代校長を9年間務める。

大空小学校では「すべての子どもの学習権を保障する」という理念のもと、教職員や地域の人たちとともに障害の有無にかかわらず、すべての子どもがいつもいっしょに学び合っている。

2015年には大空小学校の1年間を追ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」が公開され、大きな反響を呼んだ。この映画は文部科学省の特別選定作品にも選ばれ、現在も全国各地の教育現場などで自主上映されている。

2015年春に、45年間の教員生活を終え、現在は講演やセミナーで全国の人たちと学び合っている。

【著書】

学校の未来はここから始まる(教育開発研究社)

「ほんとのこと」は親には言えない(家の光社)

「見えない学力」の育て方(青春出版)

「ふつうの子」なんて、どこにもいない (家の光協会)

「みんなの学校」が教えてくれたこと (小学館)

「みんなの学校」をつくるために (小学館)

「みんなの学校」から「みんなの社会」へ (岩波ブックレット)

「みんなの学校」から社会を変える (小学館)

21世紀を生きる力 (水王舎)

「みんなの学校」流 自ら学ぶ子の育て方 (小学館)

タテマエ抜きの教育論 (小学館)

主催

宇佐市、宇佐市人権啓発推進協議会

講演会の様子

講演会の様子
講演会の様子
講演会の様子

講演会の感想(アンケートより一部掲載)

  • 人権=空気にはっとさせられました。自分の中のあたりまえを問い直していきたいと強く思いました。ひとりひとりが変わっていき、空気=環境を変えていきたい。
     
  • 人権というと、差別や性、戦争の話が多かったので、学校の話はとても興味深かったです。子どもたちの素直な言葉がささりました。空気や環境づくりの大切さを痛感しましたが、同時にあたり前がちがう人が集まる中での難しさもあると思うので、途方に暮れました。すぐ正解を求めてしまう自分がいるけれど、ずっと考え続けていこう、問題の解決に排除を使わないようにしようと思います。
     
  • いろいろなことをつきつけられた気がします。自分の中に明確な答えはまだありませんが、子どもたちのためにあたりまえに疑問を持てるようになりたいと思います。
     
  • 子供への接し方など、すごく考えさせられる所がありました。何があっても子供の味方になろうと思った。
     
  • 誰もが自分は差別してないと思っているが、学校でなかよし教室と分けていること、それが差別の一つになっていること、改めて思い知りました。あたり前のこと、普通のことはちがうし、ちがうことがあたり前であること。考えさせられました。
     
  • どうしたら色んな人が一緒にいられるか、手をつなげるか。みんなでつながって変わる事。すごいと思います。困っている人のそばに行って、「大丈夫か?」「何困ってるんか?」そういう人になれるよう、考えていきます。

この記事に関するお問い合わせ先

人権啓発・部落差別解消推進課 人権啓発・部落差別解消推進係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎3階

電話番号:0978-27-8122
ファックス:0978-32-2331

メールフォームによるお問い合わせ

ページに関する評価
このページは参考になりましたか?
このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?