【7月13日開催】令和5年度宇佐市人権啓発講演会を開催しました!
人権啓発講演会は、市民の皆様に人権について学んでいただくため、毎年8月の「差別をなくす運動月間」に先がけ、宇佐市人権啓発推進協議会が開催している講演会です。
今年は、人権問題の専門家である松村 元樹(まつむら もとき)氏を講師にお招きしました。
多くの皆さまにご来場いただきありがとうございました。
日程(終了しました)
令和5年7月13日(木曜日)
受付
12時30分~13時30分
宇佐市人権啓発推進協議会総会
13時30分~14時10分
講演会
14時10分~15時30分
会場
宇佐文化会館 大ホール
講師
松村 元樹 氏 (公益財団法人反差別・人権研究所みえ 常務理事兼事務局長)
演題
「無関心でいられても、無関係ではいられない人権・部落問題」
講師プロフィール
【出身】1981年、三重県伊賀市出身。
【他の役職等】
・(一社)部落解放・人権研究所 理事
・公益社団法人三重県人権教育研究協議会 理事
・東大阪市人権尊重のまちづくり審議会 委員
・名張市差別撤廃審議会 委員
・伊賀市地域福祉計画推進委員会 委員
・伊賀市障がい者福祉計画策定委員会 委員
主催
宇佐市、宇佐市人権啓発推進協議会
講演会の様子
講演会の感想(アンケートより一部掲載)
- 無意識の差別、日常的差別の気づきはなかなかその時は分かりません。あとで気づくことも多い講演などで改めて気づかされること多いです。今日又参加できて良かったと思います。自分がどれだけ有利であるかを考え少数派の意見を聞く、気づく。
- 今回の講演会をとおして、差別のことにたいして改めて知ることができた。自分でできることがあればまずは自分を変えて、そこから周りの人々にでんせんしていけばなと思いました。また参加したいとい思いました。
- マイノリティの特権(無意識の偏見)に気づいていなかったと再確認しました。すべての事がらに対してバックグラウンドを知ることが大切。
- 自由に自分を表現できる世界に変化しつつある。それと同時に、自分の中にある経験則だけで発言すると傷付けてしまう人がいるという考えを忘れないようにしたい。
- 子どもたちの周囲の身近な差別のお話をお聞きし、小さな頃から差別意識が無意識のうちにすりこまれているのだなと感じました。大変おもしろくお話を聞かせていただきました。
- 意識をしないことが大事ではないのだということ。問題提起をし、感覚を常にupdateすることが人権問題をなくすことにつながるということを学びました。
- まぐれで日本国籍、まぐれで異性が好きという「まぐれ」という発想が、心にストンとはまった。特権を多く持った人間が差別問題にとりくむ難しさがよく分かった。子供達にこの話をしようと思った。
- 差別問題は制度や習かんの問題。気づかない無イシキが差別を生み出すと言っていたのが印象的でした。自分にできることとしては、まず差別問題について知ること、自分のへん見をしっかり見つめなおしたい。
- 日本人という、当たり前のようで当たり前ではない、偶然できた肩書きのもと、有利に色々な権利をあたえられていることを知った。偶然異性愛者で、偶然そういうのにきんちょうを伴わない全て偶然なのに、私はマジョリティだから何の不自由なくできていることを知った。だからこそ、マイノリティの人の意見を尊重することを大切にし、多数派で気づきにくいからこそ観察力を高め、気づくことを大切にしていきたいと思った。
- 松村さんの実体験の話を聞いていると、差別は決して昔の事ではないという事、又、日常の事柄で行っている無意識の差別、自分でハッとしました。気付いていない差別ももっと事例をききたかったです。とても良い講演会でした。
人権啓発推進協議会総会・講演会アンケート結果 (PDFファイル: 232.5KB)
宇佐市人権啓発推進協議会 総会
講演会に先立ち、同会場において宇佐市人権啓発推進協議会による総会を開催しました。また総会では、昨年度に人権関係の表彰を受賞された、市内の方に対する表彰を行いました。
この記事に関するお問い合わせ先
人権啓発・部落差別解消推進課 人権啓発・部落差別解消推進係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎3階
電話番号:0978-27-8122
ファックス:0978-32-2331
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更新日:2023年07月14日