「ヘイトスピーチ解消法」を知っていますか?

数年前から特定の民族や国籍の人々を排斥したり、おとしめたり、差別や暴力行為をあおったりするデモ等が起こっています。こうした、いわゆる「ヘイトスピーチ」と呼ばれる行為は、外国籍の人々に不安を感じさせたり嫌悪感を与え、これらの差別言動は人としての尊厳を深く傷つける人権侵害につながる行為です。さらには人々に差別意識を生じさせることにもつながります。 私たちは互いの文化や習慣、宗教などを理解し、互いの人権を尊重しあい、このようなヘイトスピーチは許さない、誰もが暮らしやすい多文化共生の社会を築くことが大切です。

平成28年6月3日に「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律（ヘイトスピーチ解消法）」が施行されました。市民一人ひとりの理解を深め、差別のない社会を実現するためにみなさんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。