メディアリテラシーと人権について
メディア(Media)とは、新聞、テレビ、ラジオ、書籍、広告、インターネットなどの情報媒体です。
リテラシー(Literacy)とは、もともと「読み書きの能力(識字能力)」を表す英単語です。日本では、そこから「使いこなす能力」へ意味をもつようになりました。
メディアリテラシーとは、以下の3つの構成要素とする複合的な能力を意味します。
1.メディアにアクセスし、活用する能力
2.メディアを主体的に読み解く能力(情報をうのみにしない)
3.メディアを通じてコミュニケ-ションする能力
メディアリテラシー(Media Literacy)とは、インターネットや新聞、テレビなどのメディアが発信する多種多様な情報を正しく見極め、理解・活用する能力です。
メディアリテラシーと人権
多種多様なメディアから毎日膨大な量の情報が一方的に発信されています。その中には間違った情報や人権侵害と思われるような情報も含まれています。
特に、インターネットを活用したSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)などによる発信された情報については、誤った情報、憶測、人を傷つけるような情報が多く見受けられます。
SNSによる情報を発信する場合は、情報が正しいか確認し、人を傷つけることがないよう考えてみるなど、メディアリテラシーの正しい活用が必要です。
インターネット上の人権
インターネットの普及に伴い、コミュニケーションの輪が広がり便利になりました。
たとえば、インターネットを利用したSNSなどにより、私たち自身が簡単に情報を発信できます。
その一方で、人を傷つけたり傷つけられたりするなど、人権やプライバシーを侵害する行為が多く見かけられるようになっています。差別や偏見につながる情報を発信することや、それらの情報に同調することは許されません。
インターネット上では、顔や気持ちが見えない分気軽になりがちですが、その情報の重さは計り知れず、発信者には重大な責任があります。一人ひとりがメディアリテラシーやモラル、そして人権意識を高め、常に相手の思いを意識しながらSNSなどを適正に活用しましょう。
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人権啓発・部落差別解消推進課 人権啓発・部落差別解消推進係
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更新日:2020年10月01日