平成28年度「夏休みパソコン講習会」開催報告

更新日:2020年04月01日

夏休みパソコン講習会

今回行った夏休みパソコン講習会は、「小学生高学年・中学生向けプログラミング入門講習」でした。

プログラミング教育では、コンピュータープログラムを作成する上で必要な能力や手段を身に付けることが目的です。それは、アイデアを形にする力と創造力、物事を順序立てて考える論理的思考力、トラブルに対処する問題解決力、アイデアや意見交換のためのコミュニケーション能力などを『楽しみながら』身に付けることができると期待されています。

【講習に使用したツール】

アメリカのマサチューセッツ工科大学のグループが作成したScratch(スクラッチ)というプログラミング教育用ソフトを使って講習を行いました。スクラッチは、150以上の国で使用されており、40カ国語以上に翻訳されています。ダウンロードやソフトのインストールといった作業は必要ありません。インターネットに接続されていれば、無償で使用でき、小学生でも簡単にプログラミングが行え、自分だけのオリジナルゲームやアニメーションを作ることができます。

開催場所、日程、開催状況等

山村開発センター(院内支所)

日程:平成28年8月16日~8月18日 時間:10時~12時

山村開発センターで開催した講習会には、6名の小中学生が参加し、スクラッチを使ってオリジナルゲームやアニメーションの作成を行いました。

子供たちは初めて見るスクラッチに目を輝かせ、基本的な機能を紹介し終えると、すぐに自分の思いつくままにキャラクターを動かし始めました。講師が紹介した機能だけでなく、「これ使ったらどうなるかな?」「こんなことできるかなー」などと言いながら、まだ教えていない機能にまで手を広げ、自分のゲームに取り入れていきます。子供たちのとどまることのない興味と子供ならではの自由な発想はプログラミングの幅をどんどん広げていき、誰も思いつかないような唯一無二のオリジナルゲームを遊びながら作っていました。

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長洲公民館

日程:平成28年8月16日~8月18日 時間:14時30分~16時30分

長洲公民館で開催した講習会には、9名の小中学生が参加し、スクラッチを使ってオリジナルゲームやアニメーションの作成を行いました。

参加したのは全員男子で、とても元気よく活発な講習になりました。数名が、以前、スクラッチと同じプログラミング教育用ソフトを使っていたことがあるということで、スクラッチの操作も難なくこなし、面白いゲームをいくつも作成していました。それでも参加者の大半はプログラミング教育用ソフトを初めて扱いますが、短い講習の中でとても完成度の高いシューティングゲームを作り上げた子もいました。

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四日市コミュニティーセンター

日程:平成28年8月23日・25日・26日 時間:10時~12時

四日市コミュニティセンターで開催した講習会には、7名の小中学生が参加し、スクラッチを使ってオリジナルゲームやアニメーションの作成を行いました。

講習内容がプログラミング入門のため、男子の参加が多くなりますが、今回の講習は3名の女子が参加し、女子の割合が一番多い講習となりました。男子と女子で、作るものにも当然違いが出てきます。男子はキャラクターの動きにこだわる傾向がありますが、女子はキャラクターの絵を書き、絵にこだわる傾向が見てとれました。男子は敵を倒していくようなゲームを作ることが多いですが、女子はキャラクターを踊らせるような可愛らしいゲームを作ることが多くありました。

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宇佐公民館

日程:平成28年8月23日・25日・26日 時間:14時30分~16時30分

宇佐公民館で開催した講習会には、11名の小中学生が参加し、スクラッチを使ってオリジナルゲームやアニメーションの作成を行いました。

友達同士で来ている参加者も多く、和気あいあいと楽しそうに講習を受けていました。特に、初めて会った子供同士で、作ったゲームについて話したり、困った時にはどうしたらいいのか相談したりしていました。今回の講習では、講師に答えを教えてもらうのではなく、誰かと意見交換や試行錯誤をしながら解決の糸口を探している子もいました。

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Scratch(スクラッチ)を体験

スクラッチサイトにアクセスして、スクラッチを体験してみてください。

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