平成31年3月第1回宇佐市議会定例会 提案理由説明

更新日:2020年10月14日

提案理由説明書

議第1号は、「平成30年度宇佐市一般会計補正予算(第6号)」案でございますが、今回の補正額は674,500千円の減額で、累計予算額は32,699,600千円となります。今回の補正予算案は、TPP対策に関連した農業生産基盤整備事業や都市計画道路事業をはじめ災害時のハザードマップ作成事業など国の補正予算に伴う事業費を計上するとともに、土地開発公社が行った四日市地区宅地分譲事業の精算に必要な経費の ほか、各種事業の確定による所要の調整を行うものです。また、新庁舎建設事業や子ども子育て支援など後年度の財政負担を考慮し、特定 目的基金の戻入れ及び積増しなどの調整を行うものであります。

主な歳出補正につきましては、国の補正予算を活用した「産地パワーアップ事業」が383,250千円、「都市計画道路上田四日市線整備事業」の前倒し分が145,000千円、土砂災害対策として「ハザードマップ作成事業」が34,060千円などの増額となっているほか、「土地開発公社分譲宅地事業精算費」として86,103千円を計上しております。一方、事業費の確定などに伴い「平和ミュージアム(仮称)建設関連事業」が280,891千円、「保育所緊急 整備事業」が94,023千円などの減額となっております。主な歳入補正につきましては、事業費確定に伴う減額により、県支出金が61,140千円、繰入金が667,154千円、市債が570,700千円の減額などとなっています。 議第2号から議第8号までは、宇佐市国民健康保険特別会計など7特別会計の補正予算でありまして、以下、補正予算の主な内容について、順を追って御説明いたします。 議第2号「平成30年度宇佐市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」案でございますが、今回の補正額は419,764千円の減額で、累計予算額は6,853,051千円となります。主な補正内容につきましては、歳出で保険給付費などの確定に伴う減額、歳入で保険税収入と県支出金等の財源調整を行うものであります。 議第3号「平成30年度宇佐市介護保険特別会計補正予算(第3号)」案でございますが、今回の補正額は24,370千円の減額で、累計予算額は6,452,482千円となります。主な補正内容につきましては、歳出で保険給付費などの減額、歳入で一般会計繰入金等の財源調整を行うものであります。 議第4号「平成30年度宇佐市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」案でございますが、今回の補正額は1,400千円の減額で、累計予算額は285,500千円となります。主な補正内容につきましては、歳出で一般管理経費や施設改修事業費の減額、歳入で一般会計繰入金等の財源調整を行うものであります。 議第5号「平成30年度宇佐市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」案でございますが、今回の補正額は233,200千円の減額で、累計予算額は1,336,100千円となります。主な補正内容につきましては、歳出で公共下水道建設事業や一般管理費などの減額、歳入で国庫支出金や一般会計繰入金等の財源調整を行うほか、建設事業費に係る繰越明許費の追加などを行うものであります。 議第6号「平成30年度宇佐市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」案でございますが、今回の補正額は15,200千円の減額で、累計予算額は161,500千円となります。主な補正内容につきましては、歳出で施設のストックマネジメント計画策定経費などの減額、歳入で国庫支出金や一般会計繰入金等の財源調整を行うものであります。 議第7号「平成30年度宇佐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)」案でございますが、今回の補正額は33,226千円の減額で、累計予算額は728,382千円となります。主な補正内容につきましては、歳出で医療保険料負担金の確定に伴う減額、歳入で医療保険料や一般会計繰入金等の財源調整を行うものであります。 議第8号「平成30年度宇佐市水道事業会計補正予算(第3号)」案でございますが、 今回の補正内容は、収益的収支予算及び資本的収支予算で、収益的収支予算は、収入が営業収益1,302千円の減額、営業外収益1,940千円の減額で、累計予算額は1,043,500千円となり、支出が営業費用4,000千円の減額で、累計予算額は1,029,935千円となります。資本的収支予算は、収入が企業債17,400千円の減額、負担金4,000千円の減額、国庫支出金10,200千円の減額、他会計補助金900千円の増額で、累計予算額は200,300千円となり、支出が建設改良費40,000千円の減額で、累計予算額は833,231千円となります。資本的支出に対する資本的収入の不足額632,931千円は、減債積立金78,766千円、当年度消費税資本的収支調整額39,275千円、過年度損益勘定留保資金514,890千円で補てんするものであります。 特別会計の補正予算の主な内容は以上であります。続きまして、 議第9号は、「平成31年度宇佐市一般会計予算」案でございますが、本予算の総額は34,890,000千円で、前年度当初予算と比較しますと、2,815,000千円、8.8パーセントの増となっています。

主な歳出予算につきましては、総務費で、新庁舎建設事業や安心院地域複合支所建設事業などの増加により、3,176,465千円の増額、民生費で、保育所措置費や 介護サービス基盤整備事業などの増加により、345,184千円の増額、土木費で、JR柳ヶ浦駅周辺整備事業などの増加により、148,203千円の増額、消防費で、防災情報システム整備事業などの増加により、434,580千円の増額となっております。

一方、衛生費で、広域ごみ処理施設(クリーンセンター)建設事業に伴う負担金などの減少により、154,388千円の減額、農林水産業費で、活力あふれる園芸産地 整備事業などの減少や平成30年度国の補正予算を活用した事業前倒しなどにより、 331,551千円の減額、商工費で、岳切渓谷キャンプ場施設整備事業などの減少により、9,617千円の減額となっているほか、教育費で、スポーツ施設拠点整備事業などの減少により、914,912千円の減額となっております。

主な歳入予算につきましては、保育所措置費など社会保障関連経費補助金や地方創生推進交付金の増加に伴い国庫支出金が410,877千円の増額、新庁舎建設事業など合併特例債活用事業の増加に伴い市債が455,570千円の増額、これまで備えてきた公共施設整備基金や財政調整基金などの取崩しによる繰入金が1,626,333千円の増額などにより、財源の確保を図ったところであります。 議第10号から議第16号までは、宇佐市国民健康保険特別会計など7特別会計の当初予算でありまして、以下、当初予算の主な内容について、順を追って御説明いたします。 議第10号「平成31年度宇佐市国民健康保険特別会計予算」案でございますが、本予算の総額は7,160,000千円で、前年度と比較して0.3パーセントの減となっております。主な内容につきましては、県に対する国民健康保険事業費納付金が増額となる一方、被保険者数の減少に伴う保険給付費の減額などにより、前年度と比較して減額となっております。 議第11号「平成31年度宇佐市介護保険特別会計予算」案でございますが、本予算の総額は6,463,900千円で、前年度と比較して2.5パーセントの増となっております。主な内容につきましては、保険給付費で第7期介護保険事業計画に基づく介護サービス受給者の増加や地域支援事業費で高齢者ふれあいサロン支援事業など介護予防施策の拡充などにより、前年度と比較して増額となっております。 議第12号「平成31年度宇佐市農業集落排水事業特別会計予算」案でございますが、本予算の総額は267,100千円で、前年度と比較して6.0パーセントの減となっております。主な内容につきましては、公債費で建設事業に係る起債償還額の減少などにより、前年度と比較して減額となっております。 議第13号「平成31年度宇佐市公共下水道事業特別会計予算」案でございますが、本予算の総額は1,809,900千円で、前年度と比較して15.3パーセントの 増となっております。主な内容につきましては、処理区域拡大事業の増加などにより、前年度と比較して 増額となっております。 議第14号「平成31年度宇佐市特定環境保全公共下水道事業特別会計予算」案でございますが、本予算の総額は148,600千円で、前年度と比較して15.9パーセントの減となっております。主な内容につきましては、施設のストックマネジメント計画策定経費の減少などにより、前年度と比較して減額となっております。 議第15号「平成31年度宇佐市後期高齢者医療特別会計予算」案でございますが、本予算の総額は757,100千円で、前年度と比較して0.2パーセントの減となっております。主な内容につきましては、システム改修の完了に伴う事務経費の減少などにより、前年度と比較して減額となっております。 議第16号「平成31年度宇佐市水道事業会計予算」案でございますが、予算の規模は、収益的収支予算の収入は1,030,500千円で、前年度と比較して1.6パーセントの減となっております。また、支出は1,013,143千円で、前年度と比較して2.0パーセントの減となっております。資本的収支予算では、収入325,402千円に対し、支出は863,961千円で、この不足額538,559千円は、減債積立金119,813千円、消費税資本的収支調整額37,428千円、損益勘定留保資金381,318千円で補てんするものであります。この資本的収支予算は前年度と比較して、収入は2.1パーセントの減で、支出は前年度当初予算額と同規模となっております。 特別会計の当初予算の主な内容は以上であります。 議第17号は、「宇佐市手数料条例の一部改正について」の件でございますが、これは建築基準法の改正により新設される特定行政庁が行う許可等に係る申請手数料を定めるため、改正を行うものであります。 議第18号は、「宇佐市適応指導教室条例の一部改正について」の件でございますが、これは義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律が施行されことに伴い、この条例により設置された教育機関を「宇佐市教育支援センター」にするとともに、この施設が「不登校の児童及び生徒の教育機会の確保及び社会的自立を目指す」ものであることを明らかにするため、改正を行うものであります。 議第19号は、「宇佐市スポーツ施設条例の一部改正について」の件でございますが、これは宇佐市総合運動場武道場の避難所機能を強化するために空調設備を整備したことに伴う使用料の新設及び宇佐市総合体育館の照明設備をLED改修したことに伴う使用料の見直しをするため、改正を行うものであります。 議第20号は、「宇佐市重度心身障害者医療費の支給に関する条例の一部改正について」の件でございますが、これは重度心身障害者医療費の支給について、大分県下において、統一して自動償還払いの方法に移行することとなったことに伴う医療費の支給制限の改正及びその他所要の改正を行うものであります。 議第21号は、「宇佐市における部落差別等を撤廃し人権を擁護する条例の一部改正について」の件でございますが、これは部落差別の解消の推進に関する法律をはじめとする差別の解消を目的とした法律の施行に伴い、それらの法律の理念にのっとり、人権施策の推進を図るため、改正を行うものであります。 議第22号は、「宇佐市印鑑条例の一部改正について」の件でございますが、これは個人番号カードを利用してコンビニエンスストアなどの民間事業者が設置した多機能端末機により、印鑑登録証明書の交付サービスを実施するための改正及び印鑑登録申請者等の代理人に関する規定について所要の改正を行うものであります。 議第23号は、「新市建設計画の変更について」の件でございますが、これは平成16年度に宇佐両院地域市町合併協議会が策定した合併後の新市を建設していくための基本方針及び基本方針に基づいた総合的な施策を定めた計画を、東日本大震災等に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律が施行され、合併特例債の発行可能期間が更に5年間延長されたことから、本計画期間の延長などの変更を行うものであります。 議第24号は、「市有財産の無償譲渡について」の件でございますが、これは一般社団法人宇佐自家用自動車協会から現在の事務所用地について譲渡申請があり、これを無償譲渡したいので、議会の議決を求めるものであります。 議第25号は、「損害賠償の額の決定について」の件でございますが、これは土地売買契約に基づき本市が売却した土地において、地中埋設物が発見されたため、 土地売買契約の瑕疵(かし)担保責任に係る損害賠償の額の決定について、議会の議決を求めるものであります。

報告説明書

報告第1号は、「専決処分の報告について」の件でございますが、これは地方自治法 第180条第1項の規定による市長の専決処分指定事項の規定により指定された事項について専決処分をしたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告する ものであります。

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