宇佐市外国人総合相談センター開所式(令和3年6月6日)

更新日:2021年06月07日

多文化共生推進都市宣言

多文化共生推進都市宣言

相談センターの看板かけ

相談センター看板かけ

6月6日(日曜日)、さんさん館1階ロビーで宇佐市外国人総合相談センターの開所式が開催されました。式典では衛藤市議会議長やおおいた国際交流プラザの二日市所長、宇佐商工会議所の渡辺会頭にご祝辞をいただき、ご来賓や技能実習生の皆さまなど、多くの方にご参加いただきました。また、さんさん館の各教室より、民舞と大正琴の披露、茶道のおもてなしもあり、多文化共生社会の実現に向け、宇佐市多文化共生推進都市宣言が行われました。式終了後、2階の相談センター事務所に看板がかけられました。

市長は、「本市では、5月末現在で約762人の外国人の方々が暮らしており、これは、2015年から比べると約1.7倍の増加となっています。今後もグローバル化の進展や人口減少に伴う人手不足等により、この数は更に増加していくものと見込まれます。こうした中、外国の方々が、地域の住民と互いの文化の違いを認め合い、市民として安心して生活できる多文化共生の地域づくりを目指し、昨年3月に宇佐市多文化共生・国際交流推進プランを策定しました。そして、今月1日に言語や文化の違いにより外国人住民の方々が抱える様々な不安や悩みを気軽に相談できる一元的な窓口として宇佐市外国人総合相談センターを開設したところです。これは、県内では大分県に次いで2番目、市町村としては最初の開設であります。特に昨今は、新型コロナウイルス感染症の影響等により、技能実習生を中心とする外国人住民の皆様もワクチン接種や病院受診、収入面など、様々な不安を抱えながら生活されております。このような状況だからこそ、市民レベルで互いに手を取り合い、協力して乗り越えていく社会を形成することが必要であり、その中心的な役割を担うのがこのセンターであります。当センターには、多言語の対応ができる相談員を配置し、今後は、市の行政窓口や関係機関、さらに大分県外国人総合相談センターとも緊密な連携の下、きめ細かいサポートに努めてまいります」とあいさつしました。

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