三和酒類株式会社「辛島 虚空の蔵」起工式(令和3年5月13日)
市長祝辞
関係者で神酒拝戴
5月13日(木曜日)、市内辛島にある三和酒類株式会社の小売部門「酒造観光館」が清酒製造部門「虚空の蔵」の情報発信場所としてリニューアルすることに伴い、起工式が執り行われました。
「辛島 虚空の蔵」は、令和元年末に清酒の製造体験を通じて地域の活性化を図ることを目的とした構造改革特別区域法が改正されたことで、市が特区申請を行ったところ、令和2年3月に「宇佐のうまい酒製造体験特区」として内閣府から認定を受け、実現したものです。
市長は、「本日は三和酒類株式会社様の酒造観光館がリニューアルし、「辛島 虚空乃蔵」として起工式が、関係者の皆様方ご臨席のもと、無事執り行われますことを心よりお慶び申し上げます。
さて、昨今は、日本国内全体で人口減少が加速化し、労働人口の減少や消費市場の縮小が懸念されています。そのため、人が訪れ、住み続けたいと思える地域の実現が大きな行政課題となっており、地域の特色、強みを活かした産業の振興や地域資源を最大限に活かした魅力的なまちづくりの推進により、地方に新しい人の流れをつくることが求められているところです。
そのような中、今回の認定特区の定着、発展は、原材料となる農産品の生産維持・拡大へとつながり、本市の基幹産業である農業所得の向上や担い手不足の解消、それに加えて新たな観光資源の誕生、その発展が、地域経済の好循環を生みだし、最終的には人口流出の抑止や移住・定住者の獲得へとつながるものと期待を寄せています。
そして、この特区認定を活用し、三和酒類株式会社様が「宇佐のうまい酒製造体験特区」に伴う「辛島 虚空乃蔵プロジェクト」として、この酒造観光館を清酒製造体験のできる米の蔵に改修するとともに、小規模発砲酒製造場として麦の蔵等を開設し、令和4年の春にリニューアルオープンしていただけるということで、市といたしましても、このプロジェクトの実施に感謝いたしますとともに、全面的にご支援させていただこうと考えています。
終わりになりますが、このリニューアル工事関係者の皆様の安全と、あらためましてこの素晴らしいプロジェクトの成功、そして、本日ご出席の皆様方のご健康とご多幸をご祈念申し上げ、お祝いの挨拶といたします。本日は誠におめでとうございました。」と祝辞を述べました。
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更新日:2021年05月14日