是永市長訓示式（令和3年4月22日）

4月22日（木曜日）、先の宇佐市長選挙において是永修治市長が四期目の当選を果たされ、4月24日（土曜日）から再び就任されることに伴い、訓示式が執り行われました。

是永市長は「この度の市長選で市民からのご信任をいただき、四期目の市政を担うこととなりました。改めましてその職責の重さを痛感するとともに、身の引き締まる思いであります。任期は24日からとなっておりますが、早急に体制整備を図る必要があることから前倒ししました。

選挙を通じて市内を隈なく遊説してまいりましたが、地域の生活道路や公民館が整備されるなど、きめ細かな対応がなされておりました。このような3期12年の取組みが評価されたものと感じております。これも職員の皆さん方のご尽力のおかげであり、心より感謝申し上げます。

ただ、課題もあります。まずは、喫緊の課題である新型コロナウイルスの感染対策と経済との両立を図り、市民の命と生活を守ることであります。また、大規模自然災害への備えや子育て祝い金、医療費助成の拡充も早急な実施をお願いします。加えて自主財源確保のため、ふるさと納税10億円をめざして知恵を絞っていただきたいと思います。なお、今回の市長選の投票率は約6割、4割の人が投票しておりません。市政への関心が薄れていると思われますので、これまで以上に情報発信をお願いします。

行政に停滞は許されません。早速、明日は東京オリンピック聖火リレーが行われるとともに、肉付け予算編成も待ったなしです。また、継続事業となっている、ごみ処理施設の整備、JR柳ヶ浦駅周辺整備事業、国道10号道の駅構想や、世界かんがい施設遺産登録、NHK朝ドラ「南一郎平」誘致なども着実に進めていく必要があります。その他、公約に掲げた政策を実行していただきますよう、早急な体制整備をお願いいたします。

地方自治体を取り巻く環境は、少子高齢化に伴う人口減少社会が本格化するとともに、自然災害の大規模化、グローバル化、情報化など大きな時代の変革期にあります。課題山積の状況ですが、宇佐市の誇る歴史・文化・自然・人材あらゆる資源を結集させながら、時代の変化に的確に対応していけば、必ず乗り越えられると確信しております。

私としましても、これまで以上に市民のご理解とご協力、議会のご指導ご鞭撻をいただきながら、また、変化を求める有権者の意見にも耳を傾けながら、四期目も是永市政でよかったと思われるよう全身全霊全力を尽くしてまいる所存です。職員の皆さん方におれましても、トリプルA・S運動の精神を念頭に、全庁一丸となって市民本位の行政サービスを心掛け、夢と希望あふれる宇佐市を築いていただきますようお願いいたします。

希望とは未来を信じる信念です。また、希望とは挑戦し続ける勇気です。私自身、信念と勇気をもって、宇佐の未来へ向かってさらなる挑戦と改革を積極的に進めていくことをお誓い申し上げ、四期目訓示式にあたってのご挨拶といたします。どうぞよろしくお願いいたします。」とあいさつしました。