新年互礼会(令和3年1月4日)

更新日:2021年01月04日

市長新年のあいさつ
新年互礼会の様子

1月4日(月曜日)、議会議場において、新年互礼会が執り行われ、議員のみなさんと執行部が新年の挨拶を交わしました。

市長は、「明けましておめでとうございます。衛藤議長様をはじめ議員の皆様方にはご家族ともども健やかな新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

昨年を振り返ってみますと、宇佐市活性化の拠点となる市役所新庁舎や安心院地域複合支所が完成、そして開庁しましたが、一方で新型コロナウイルス感染症が世界中に猛威を振るいました。日本においても未だ感染の終息が見通せず、市民の皆様の生活や経済活動に多大な影響が生じています。これまで市としましては市民の皆様の生命と生活を守るため、国県の支援策に加え市独自の感染拡大防止策と社会経済活動の活性化策に重点的に取り組んできました。

具体的には、子育て世帯を支援する「すくすく子育て応援券事業」や、働く保護者を支える保育士などを支援する「保育施設等従事者応援事業」、また事業者向けに、国の持続化給付金が届くまでのつなぎとして10万円を給付する「小規模事業者等事業継続支援事業」や、総額6億円のプレミアム商品券事業などを支援いたしました。議員各位のご理解に感謝申し上げます。なお、年末年始に2例の新型コロナウイルスの感染が確認されましたが、いずれも広がりはなく、総合的に見て宇佐市の感染状況は抑制基調にあるものと考えております。これも偏に議員各位をはじめ市民の皆さんの感染防止対策へのご理解とご協力の賜物と心より感謝申し上げる次第であります。

新型コロナウイルス対策は今後も厳しい状況が続くものと思われますが、明るい話題もございます。まず7月には、昨年延期となった「東京2020オリンピック・パラリンピック」が開催される予定です。また、市内においては、3月に安心院における「全国鏝絵サミット」の開催、秋には「宇佐神宮放生会創始1300年」の記念事業など、本市ならではの特色ある行事が予定されています。さらには、古墳時代前期の豪族居館跡と思われる小部遺跡が国の史跡指定を受ける見通しとなったほか、平田井路および広瀬井路の「世界かんがい施設遺産」登録を目指した活動も大詰めを迎えます。

また、先月着工した東九州自動車道の宇佐料金所から院内ICまで約4.6キロの4車線化工事がいよいよ本格化します。さらに、安心院地域複合支所前交差点のラウンドアバウトが4月から供用開始するほか、都市計画道路上田四日市線もさらに延伸する予定です。

今年の干支は「辛丑(かのと・うし)」です。かのとは「辛い」という字です。丑は子の次で、種子が殻を破って芽生えていくという意味があります。2つあわせて「辛いことが多いだけ、大きな希望が芽生える年」とされています。必ずやコロナ禍の痛みを乗り越え、アフターコロナの新たな息吹が芽生えるものと期待しております。市としましても子育て、医療福祉の拡充、地域経済の下支え、教育現場のデジタル化、地球温暖化への対応など、生命と生活を守る対策に全力を尽くしてまいります。引き続き、議員各位のご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

終わりに、宇佐市議会の今後益々のご発展と、議員各位のご健勝ご活躍をご祈念申し上げまして新春のご挨拶とさせていただきます。

本年もどうぞよろしくお願いします。」とあいさつしました。

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