令和元年仕事納め式 式辞(令和元年12月27日)

仕事納め式並びに閉庁式に当たり、一言ご挨拶申し上げます。 まず、衛藤議長様におかれましては、年末を迎え何かとご多用の中、ご臨席を賜り誠に有難うございます。厚く御礼申し上げます。   さて、職員の皆様方には、この一年、市政発展のためにご尽力いただき、誠に有難うございました。皆様方の不断の努力により、それぞれの分野において大きな成果を上げることが出来ました。宇佐神宮周辺街なみ環境整備や国営緊急農地再編整備事業が進むとともに、長洲漁業集落環境整備事業が20年の歳月を経て完了しました。岳切渓谷キャンプ場や平成令和の森公園、スポーツ施設の改修も完了しました。

また、歴史的つながりをきっかけに、米国ハワイ州ホノルル市とフレンドシップシティ協定を締結するとともに、ホストタウンとなったモンゴル国とテコンドー事前キャンプ覚書も結ぶことができました。さらに、こども医療費の助成拡大や幼児教育・保育の無償化など、子育て支援施策のより一層の充実も図ることができました。

特に10月には待望の新庁舎が完成、また今月には安心院地域複合支所が完成しました。まだ既存庁舎の解体工事や外構工事等は残っているものの、これによりまちづくりや防災の拠点となる本庁舎及び安心院・院内両支所の整備をすべて完了することができました。 現庁舎につきましては、昭和46年に本館・別館・議会棟の3棟構成で建設され、以来約半世紀にわたり旧宇佐市の、そして合併後の新宇佐市の市政の拠点として活躍してくれました。しかしながら、年月が経過する中、老朽化が進み、耐震診断の結果、震度6から7程度の地震に耐えられないと診断されました。そのため「庁舎建設基本構想・基本計画」を平成28年5月に策定、以来約3年半の歳月を経て、新庁舎完成の運びとなったわけであります。

近年は老朽化が進み、市民や職員の皆様にご不便をおかけすることも多かったことと思いますが、永年慣れ親しんだ庁舎であり、名残惜しい気持ちもいたします。職員の皆様にとりましても、感慨無量ではないかと推察いたします。本日をもって役割を終える現庁舎に、心よりねぎらいと感謝の意を表し、閉庁したいと思います。

なお、職員の皆様方には、年末年始のお休み中も新庁舎への移転作業を行うと伺っております。色々ご負担をおかけしますが、1月6日から新庁舎において市民サービスが滞りなく提供できるように万全を期していただくようお願いいたします。

そのような中ではありますが、年末年始のお休みにはご家族ともどもゆっくりと身体を休め、英気を養っていただきたいと思います。 来年からは、いよいよ新庁舎での業務が始まります。元気な姿で「仕事始め式」並びに開庁式に臨まれることを期待しております。

結びに、衛藤議長様をはじめ皆様には健康で良い年を迎えられますようご祈念いたしまして、仕事納め式並びに閉庁式のご挨拶といたします。長い間有難うございました。