中学校入学式祝辞(平成31年4月10日)
春光うららかな季節を迎え、爽やかな躍動が感じられるこの佳き日、平成三十一年度の入学式が挙行されるにあたり、一言お祝いの言葉を申し上げます。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。憧れの中学生となった皆さんの胸中は、緊張の中にも喜びと期待でいっぱいのことと思います。皆さんの姿を拝見いたしますと、これから始まる中学校生活への意欲が感じられ、大変、頼もしく思います。
中学校は小学校と違い、制服があります。教科ごとに先生が変わります。部活もあります。また、本格的に英語の勉強も始まります。みなさんは「Everything is in your hand」(エブリシング イズ イン ユア ハンド)という言葉の意味がわかりますか。
本日、皆さんはたくさんの希望と大きな夢を胸に校門をくぐったことと思います。その希望や夢を実現する可能性は皆さん持っているのです。自分の可能性を信じ、仲間とともに、よく学び、よく遊んでいただきたいと思います。時には思い悩むこともあるでしょう。でも、あせることはありません。すべてはあなたの手の中にあるのです。
さて、現代社会はグローバリズムの大きなうねりの中にあります。そのような中、日本では、本年、大分県でも開催されるラグビーW杯、来年の東京オリンピック・パラリンピック、二◯二五年の大阪万博とビックな国際イベントが続きます。皆さん方には是非とも直接、肌で感じ、時代の波を乗り切っていただきたいと思います。なお、市では今年も米国ハワイ州との中学生短期留学事業を予定しています。在校生の方を含め、ふるってご応募いただくようお願いします。
いよいよこれから中学校生活が始まります。色々な局面に遭遇すると思いますが、大事なことは皆さん方は一人ではないということです。学校の先生方、ご家族、そして地域の皆さんがいます。思うようにいかない時などは、一人で悩まず相談して見てください。きっといい解決策を見つけることができると思います。皆さんが様々な困難を乗り越えながら日々成長していくことを心から願っております。
次に、保護者の皆様方には、お子様のご入学誠におめでとうございます。お子様もいよいよ中学生となり、心身が急激に発達し、思春期へと移行する多感な時期に入ります。成長が早く楽しみの多い反面、心配させるようなこともあろうかと思いますが、しっかり向き合って、お子様の悩みや喜びを共有しながら、温かく見守っていただきますようお願いいたします。
また、校長先生はじめ先生方におかれましては、夢に向かって頑張る子供たちを温かくサポートしていただきますようお願いいたします。
終わりに、新入生の皆さんのご多幸と光り輝く前途をご祈念申し上げ祝辞といたします。
平成31年 4月 10日
宇佐市長 是永 修治
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更新日:2020年07月13日