信國和徳副市長退任式

信国副市長の退任式にあたり、一言お礼の言葉を申し上げます。信国副市長におかれましては、この度、任期満了により退任することとなりました。信国副市長は平成24年度から令和元年度まで二期8年間、事務方トップとして、また、私の補佐役として「定住満足度日本一、定住満足度日本一」のまちづくりにご尽力いただきました。永年にわたるご功績とご功労に対し、心より敬意と感謝の意を表す次第であります。また、衛藤議長様におかれましては、年度末の何かとご多用の中、ご出席を賜り厚く御礼申し上げます。

さて、信国副市長のご功績は枚挙に暇がありませんが、総務部関係では、議会、組合交渉、入札、危機管理などの対応、市民生活部関係では、マイナンバー、徴収率向上、ごみ焼却場建設などの対応、福祉保健部関係では、健康づくり、子育て支援、高齢者・障害者福祉などの対応、経済部関係では、6次産業化、国営緊急農地再編整備、有害鳥獣、観光振興、UIターンなどの対応、建設水道部関係では、道路、河川、街並み環境等の整備促進、上下水道の公営企業化など、数々の実績を上げていただきました。特に今年は宇佐市発展の拠点となる新庁舎及び安心院地域複合支所を完成させ、新時代の拠点を築いていただきました。

厳しかった組合交渉、議会への根回し、困難を極めた用地交渉等々、難しい案件を実直なお人柄と配慮ある対応で乗り切っていただきました。合併以来、宇佐市が着実に発展を遂げて来られたのは、まさに信国副市長のご尽力の賜物と重ねて御礼申し上げる次第であります。

特に信国副市長におかれましては職員時代を含め約半世紀、市職員あるいは副市長として、ひたすら宇佐市のために奉職していただきました。目に見えない、人に言えない、ご苦労も多かったかと思います。何よりも公務優先でプライベートな時間はほとんど持てなかったのではないかと拝察いたします。明日からの時間は、これまで出来なかったこと、やりたかったことなど、自分のため、ご家族のために使い、充実した人生を送っていただきますよう念願いたしております。

地方を取り巻く環境は、人口減少や災害対応など厳しい状況にありますが、私たちは信国副市長が築いていただきました財産をしっかりと受け継ぎながら、諸課題を克服し、さらなる発展を目指してまいる所存です。信国副市長におかれましては、今後とも暖かく見守っていただきますとともに、ご指導ご鞭撻いただきますようお願い申し上げまして、意は尽くしませんが、お礼の言葉とさせていただきます。

本当に、永い間、有難うございました。

令和2年      3月31日

宇佐市長  是永 修治