ほろんの郷20周年記念式典(令和元年11月30日)

更新日:2020年07月09日

市長挨拶の様子
式典の様子

11月30日(土曜日)、社会福祉法人伊呂波福祉会ほろんの郷20周年記念式典が宇佐文化会館小ホールで行われました。

市長は、「本日は、社会福祉法人伊呂波福祉会 ほろんの郷が設立20周年を迎えられましたことに心からお慶び申し上げます。また、皆様方には、障がい福祉行政の推進はもとより、市政各般にわたりご理解とご協力をいただき厚く御礼申し上げます。

伊呂波福祉会は、平成10年宇佐市郡手をつなぐ親の会が障がいのあるお子さん方の将来のため、働く場所をつくりたいという思いから、通所授産施設を開設すると同時に、社会福祉法人伊呂波福祉会を設立され、グループホームの設置、知的障がい者及び児童の短期入所先として日中一時事業を開始、その後も就労継続支援事業所や相談支援事業所を設置するなど、今日まで利用者のニーズに応えて、着実な事業の拡充に努めてこられました。

また、この間、麻生前理事長におかれましては、宇佐市障害児・者連絡協議会の会長を長く務められ、渡辺理事長におかれましては、宇佐市手をつなぐ育成会の会長として、多様な視点から宇佐市自立支援協議会でも貴重なご意見を多々いただくなど、市内の障がい福祉サービス事業所をリードする法人として、確固たる基盤を築いてこられました。これも偏に歴代の理事長さんをはじめ、職員の皆様方の熱意とご努力の賜物であり、深く敬意と感謝の意を表すものであります。

さて、国の障がい者福祉施策を見ますと、平成15年4月に、行政がサービス内容を決定する従来の「措置制度」に代えて、障がいのある方が自らサービスを選択し、事業者との対等な関係に基づいた契約によりサービスを利用する「支援費制度」が導入されました。また、平成17年10月には障害者自立支援法が成立し、平成30年4月には障害者総合支援法が施行されるなど、障がいのある方を取り巻く環境が大きく変化しております。

このような中、本市としましては、「宇佐市障がい者計画」に掲げた「地域共生のまちUSA!~ともに暮らし、ともに働き、ともに生きる~」を基本理念として、障がいのある人やその家族が地域で当たり前の暮らしを実現すること、あわせて、障がいの有無にかかわらず、市民だれもが安心して暮らせる地域づくりを皆様とともに進めていきたいと考えております。

貴法人におかれましては、開所20周年を契機として、障がい者福祉の更なる向上のため、一層のご支援ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。

結びに、社会福祉法人伊呂波福祉会の今後益々のご発展と、皆様のご健勝・ご活躍をご祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。」と祝辞を述べました。

この記事に関するお問い合わせ先

秘書広報課 広報広聴係
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎3階

電話番号:0978-27-8106
ファックス:0978-32-1138

メールフォームによるお問い合わせ

ページに関する評価
このページは参考になりましたか?
このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?