令和2年仕事始め式 式辞(令和2年1月6日)

更新日:2020年07月08日

市長式辞
副市長による決意表明

明けましておめでとうございます。皆様方にはご家族ともども輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、衛藤議長様におかれましては、新年早々何かとお忙しい中、ご臨席を賜り誠に有難うございます。厚く御礼申し上げます。

さて、いよいよ新庁舎での業務がスタートします。令和という新たな時代とともに今日から新庁舎での宇佐市の歴史が始まります。職員の皆さんも気持ちを新たにこの場に臨んでいることと思います。 この新庁舎は5つのコンセプトを持っています。

まず第1に「利用しやすく分かりやすく親しみやすい庁舎」です。これまで分散化していた施設を集約し、誰にでも利用しやすいようユニバーサルデザインを採用するとともに、1階フロアーには利用者が多い窓口業務を配置しています。

第2に「機能的・効率的な庁舎」です。執務エリアは柱のない自由度の高いワンルーム型として、視認性の高いオープンスペースとすることにより、業務の効率化を図り、来庁者への対応が各課連携してスムーズにできるようになっています。

第3に「議会が身近に感じられる庁舎」です。エントランスホールで議会中継が視聴でき、車いすでお越しの方もエレベーターやスロープを使用することで気軽に議場傍聴席まで移動ができます。

第4に「安全・安心な庁舎」です。大規模自然災害時にも防災拠点施設として対応できるよう市内で初めての免震構造を採用したほか、地下には雑用水槽や汚水貯留槽を設け、最上階の5階には非常用発電装置を装備しています。加えて3階フロアーには有事の際に陣頭指揮をとる「危機管理センター」が設置されます。

最後に、人感センサーによる照明制御や人がいる空間のみ効率的に空調する床吹型冷暖房施設など省エネ対策システムを採用することにより、「環境にやさしく、景観を創造する庁舎」となっています。

職員の皆様方には、これらのコンセプトを十分ご理解の上、新庁舎の特徴を最大限に活かした行政サービスを行っていただくようお願いします。また、市民の皆様から末永く愛される庁舎となるよう、大切に使用していただきたいと思います。そして何よりも、この立派な庁舎に恥じぬよう立派な仕事をしていただきますようお願いいたします。 今年の干支は「庚子(かのえ・ね)」で、「継続と更新、万事繁栄する年」とされています。これまで成果の上がっている施策は継続しつつ、改めるべき点は思い切って革新していく、また前向きな計画を立案し、実現に向け正々堂々取り組んでいくと良いそうです。ちょうど本日から新庁舎で、3月下旬から安心院地域複合支所で業務が開始するとともに、新たな「宇佐市総合計画後期基本計画」や「まち・ひと・しごと創生総合戦略」も4月からスタートします。

地方を取り巻く環境は一層厳しさを増していますが、「継続と更新」を念頭に、新計画のもと正々堂々、努力を重ねていけば必ず明るい展望が拓けてくると確信しております。 本日から業務開始となる新庁舎は、今後百年の宇佐市の歴史の生証人となります。本日はその歴史的な1ページであります。私自身、これまで以上に市民の方々や議員の皆様、そして職員の皆様と心一つに合わせながら、新時代の幕開けにふさわしい年となるよう全力を尽くしてまいる所存であります。職員の皆様方におかれましても、あらゆる英知を結集しながら、課題克服に向けご尽力いただきますようお願いいたします。

終わりに、今年一年どうか健康にてご活躍されますようご祈念申し上げ、仕事始め式並びに開庁式に当たっての式辞といたします。

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〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎3階

電話番号:0978-27-8106
ファックス:0978-32-1138

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