宇佐市消防出初式 (令和2年1月11日)

更新日:2020年07月08日

行進の様子
放水の様子

皆さん、明けましておめでとうございます。 令和2年の輝かしい新春を迎え、本日ここに、多くのご来賓の皆様方のご臨席を賜り、「宇佐市消防出初式」が盛大に挙行できますことは、誠に光栄であり、厚くお礼を申し上げます。 また、消防団員並びに消防職員の皆様には、平素より住民の生命、身体及び財産を守るため、崇高なる消防精神をもって、昼夜を分かたず消防・防災活動にご尽力いただいておられますことに、心から敬意と感謝の意を表す次第であります。

さらに、本日、感謝状や表彰状を受賞される皆様におかれましては、これまでのご功労やご功績に対し、心から感謝申し上げますとともに、今後とも、より一層のご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。 さて、昨年の災害を振り返って見ますと、令和初日5月1日に四日市の住宅密集地で4棟を全焼する火災が発生しました。幸いにも人的被害はなかったものの、全てを奪ってしまう火災の恐ろしさを改めて思い知らされたところであります。

また、全国では台風や豪雨による大規模な自然災害が発生し、多くの方が被災いたしました。被災された皆様方に心よりお見舞い申し上げますとともに一刻も早い復旧復興を願っております。 本市におきましては、「8月15日台風10号」の接近の際、市内全域に避難準備、安心院・院内地区においては避難勧告の発令を行いましたが、幸いにして大きな被災に至りませんでした。これもひとえに消防職・団員の皆様の献身的なご尽力の賜物であり、改めまして感謝申し上げる次第であります。

しかしながら、昨今の異常気象から鑑みますと、宇佐市においてもいつ大規模な自然災害が起こっても不思議ではない状況にあります。また、近い将来には南海トラフなどによる大地震の発生も危惧されております。災害が発生した場合には、可能な限り被害を少なくするとともに、一人の犠牲者もださないという取組が必要であります。そのためには、地域の防災力を高めていくことが何よりも重要であり、消防防災行政の充実は、私どもに課せられた重要な責務であると考えております。 この度完成しました新庁舎は、コンセプトの1つに「安全・安心な庁舎」を掲げております。大規模自然災害時にも防災拠点施設として対応できるよう市内で初めての免震構造を採用したほか、地下には雑用水槽や汚水貯留槽を設け、最上階の5階には非常用発電装置を装備しています。

また、現在、避難情報等が的確に伝わるよう防災行政無線のデジタル化に取り組んでおります。さらに、計画的に耐震性貯水槽や消防装備の整備を図るとともに、自主防災組織の育成、ハザードマップの作成など、防災・減災対策に力を注いでまいる所存であります。 消防職・団員の皆様には今後とも市民が安全で安心して暮らせる「宇佐市」の実現のために、より一層のご尽力をお願いいたします。 終わりに、宇佐市消防団並びに消防本部の益々のご発展と、本日ご臨席の皆様方のご健勝・ご活躍を心からご祈念申し上げまして、式辞といたします。

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