中小企業・小規模事業者振興基本条例施行記念講演会(平成30年4月18日)

4月18日（水曜日）、宇佐商工会議所にて、宇佐市中小企業・小規模事業者振興基本条例の施行を記念した講演会を開催しました。大分県よろず支援拠点のチーフコーディネーターである関谷 忠（せきや ただし）さんを講師に招き、「新条例を活かして地域の課題にどう向き合うか」と題した講演が行われ、事業者や行政職員など出席者は、条例の基本理念や目的、条例を活かした地域経済の活性化などについて学びました。

市長は、「現在の日本の産業は、地域に根を下ろしている中小企業で成り立っていると言っても過言ではありません。その中小企業はいま、大きな時代の変化にさらされています。1つは少子高齢化による圧倒的な人材不足です。もう1つはグローバル化によって、国内だけでは仕事ができないという状況が中小企業にも確実に押し寄せていることです。また、AIやドローンなどの技術も発達しており、こういった時代の変化にどう対応していくかが求められています。市全体で的確に対応し、時代の変化を乗り切るための条例を施行しました。県下での条例施行は7番目ですが、県の基本条例を作る際には、宇佐市がこれまでに行った中小企業に対する施策が参考にされています。この条例の主旨は、中小企業だけではなく、小規模な事業者も含めて地域全体の産業を活性化していくことです。この講演会を契機に、より盛り上がっていくことを願っています。」とあいさつしました。