3期目就任に当たっての市長訓示(平成29年4月17日)
皆さんこんにちは。引き続き、市政を担当することとなりました、是永修治でございます。改めましてよろしくお願いいたします。
今回の結果は、皆さんと共に宇佐市発展のために努力してきた取組みが、市民の皆さんに一定程度、評価されたものと考えております。皆さん方のこれまでのご尽力に、心から感謝申し上げる次第であります。 しかしながら、議会はもとより、まちづくり懇話会等でご意見やご提案をいただいているように、地方を取り巻く環境は、少子高齢化に伴う人口減少や大規模な自然災害等への対応、さらには継続中の大型プロジェクトの推進など、課題山積の状況であります。諸課題にしっかり取り組んでほしい、というのが市民からの声だと受け止めております。
私は3期目にあたっての公約として「継続・進化・挑戦プラン30パート2」をお示ししました。詳細については、別途お知らせしたいと考えておりますが、これまで通り「定住満足度日本一、交流満足度日本一のまち」を目標としながら、3つの施策の柱で構成されています。
1つ目は、「人口減少に歯止めをかける地方創生プラン」 2つ目は、「大規模自然災害等に備える安心プラン」 3つ目は、「特色を活かしたまちづくりプラン」であります。
1つ目の「人口減少に歯止めをかける地方創生プラン」については、地方創生総合戦略をベースとしており、産業振興による雇用の創出、移住対策や観光振興などによる人の流れの創出、子育てや教育環境等の整備、まちづくり協議会活動の支援など、16項目となっています。
2つ目の「大規模自然災害等に備える安心プラン」については、本庁舎・安心院複合支所の建替をはじめ、消防防災、防犯・交通安全、老朽インフラ整備、さらには健全財政の確保など7項目となっています。
3つ目の「特色を活かしたまちづくりプラン」については、平和ミュージアム構想、宇佐神宮周辺整備、平成の森公園の整備など、現在進んでいるプロジェクトを中心に旧町ごとに方向性を示したもので、7項目となっています。
いずれも宇佐市発展のために、なくてはならない対策ばかりであります。困難な道のりであるとは思いますが、私自身、初心に帰って、皆さんとともに知恵を出し、汗をかきながら、誠心誠意、取り組んでいく所存であります。職員の皆さん方におかれましても、トリプルA・S運動の精神を常に肝に銘じながら、全体の奉仕者として職務に邁進していただきますようお願いいたします。
気持ちの良い挨拶を励行し、当たり前のことをキチンとやる、現場主義の下、足で稼ぎアイデアを絞る。そして、政策を練り上げ、説明責任を果たしながら、スピード感をもって実行する。幹部職員の皆さん方には、このような職場風土が培われるよう、日々、目配り、気配り、心配りをお願いいたします。
なお、これから肉付予算の編成作業が本格化します。可能なものから盛り込んでいただきますようお願いいたします。
「種の起源」を著したダーウィンは次のように言っています。「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである」と。現代社会は、少子高齢化による人口減少、超高齢社会到来の波、グローバル化の波、インターネットや人工知能をはじめとした第4次産業革命の波、さらには自然災害の大規模化等の波が、いやが応でも押し寄せてまいります。このような時代の変化にいかに適応していくか、これからの自治体経営は、まさに生き残りをかけた戦いとなります。
宇佐市のため、宇佐市民のために、時代の変化を見極め、そして、最もよく適応することで、しっかりと生き残りましょう。皆さん方のこれまで以上のご理解とご協力をお願いしまして、3期目就任にあたってのご挨拶といたします。 どうぞよろしくお願いいたします。
平成29年 4月17日
宇佐市長 是永 修治
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更新日:2020年08月19日