宇佐ジビエファクトリー(ジビエ・食肉加工施設)オープニングセレモニー(平成30年3月28日)

3月28日（水曜日）、宇佐市院内町香下にジビエ・食肉加工施設である宇佐ジビエファクトリーがオープンし、記念セレモニーが執り行われました。

宇佐ジビエファクトリーの山末成司（やますえせいじ）代表は、「害獣をジビエとして有効活用すると同時に、山を綺麗にするための活動を行っていきたい。全国のモデルになれば良いと思う」と意気込みを語りました。

市長は、「施設のオープンおめでとうございます。最近は、人口減少などにより里山の荒廃が進み有害鳥獣がかなり増えてきています。市としましては、鉄柵や電気柵で獣害を防いだり、個体自体を減らす、つまり捕獲していくなど対策をしていますが、捕獲した9割以上が山に廃棄している状況です。そのような中、山を守りたいという熱い思いで立ち上がった宇佐ジビエファクトリーの取り組みは地域資源の活用による一連の流れが凝縮されており大変素晴らしいことであります。今後は、県や市、猟友会、アフリカンサファリなど関係団体一丸となって課題解決に向けて力を合わせていきましょう」とあいさつしました。