平成30年仕事始め式 訓示(平成30年1月4日)

更新日:2020年08月14日

平成30年仕事始め式

あけましておめでとうございます。

皆様方にはご家族ともども輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。また、佐田議長さんにおかれましては、新年早々何かとお忙しい中、ご臨席を賜り誠に有難うございます。厚く御礼申し上げます。

さて、昨年を振り返ってみますと、一昨年の熊本・大分地震に続き、九州北部豪雨や台風18号などの大規模自然災害に見舞われました。厳しい環境の中で新年を迎えられた皆様方に改めましてお見舞い申し上げますとともに、一刻も早い復旧復興を心よりお祈り申し上げる次第であります。このような中、宇佐市では元旦から好天に恵まれ、多くの参拝客が宇佐神宮を訪れています。先ずは幸先の良いスタートが切れたのではないかと思っております。

今年の干支は「戊戌(つちのえ・いぬ)」であります。十二支的にいいますと、収穫を終えた植物が次の準備に入る段階で、剪定や施肥が必要な時期と言われています。転じて「変革」を見据えながら地道な努力を続けていくことで成果が得られる年とされています。相場では「申酉さわぐ、戌笑い」と言います。株価は昨年末にバブル後の最高値を付けましたが、第四次産業革命など「変革」を先取りしながらさらなる上昇が期待できそうです。

市の事業を見ても、「変革」を見据えながら足場を固める、そんな一年となります。まず、今年はまち・ひと・しごと総合戦略の折り返しの年です。「雇用の創出」や「結婚・出産・子育て支援」などKPIを検証しながら、将来人口5万人維持に向けた足場をしっかり固めていきたいと考えております。また、本庁舎建設などの大型プロジェクトを着実に進めるとともに、今秋に予定されている国民文化祭・全国障がい者芸術・文化祭を成功させなければなりません。加えて、入札などの懸案事項については、一日も早く解決させ、前向きに物事を進めていく必要があります。

そのためには、議会や市民の方々からのご理解とご協力、信頼が必要となりますが、未だに当たり前のことができていない事案が散見されます。「一年の計は元旦にあり」と言います。部課長の皆様方には改めて「トリプルA・S運動」の徹底方をお願いいたします。

地方を取り巻く環境は一層厳しさを増していますが、「変革」を見据えて地道に努力を重ねていけば必ず明るい展望が拓けてきます。私自身、先頭に立って全力を尽くしてまいる所存であります。部課長の皆様方におかれましても、あらゆる英知を結集しながら課題を克服し、笑う戌年にしていただきますようお願いいたします。

終わりに、今年一年どうか健康にてご活躍されますようご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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