平成29年永年勤続表彰式あいさつ(平成29年12月28日)

永年勤続表彰式にあたり、一言、ご挨拶申し上げます。永年勤続表彰を受賞された皆さん、誠におめでとうございます。皆さん方は市職員として30年もの長きにわたり、職務に精励され、宇佐市の発展に寄与されました。心から敬意と感謝を申し上げます。

さて、30年前と言いますと、昭和の最後の年でバブル景気が始まった年でした。しかしながら長続きはせず、失われた20年といわれる長い景気低迷経済へ突入しました。また、21世紀に入ると小泉構造改革が吹き荒れ、市町村合併や厳しい行財政改革を余儀なくされました。加えて本格的な人口減少社会を迎え、少子高齢化対策が喫緊の課題となるほか、特色あるまちづくりや大規模自然災害への対応など、行政の在り方も様変わりしました。

そのような時代の変遷の中で、皆さんは様々な部署でご苦労されながらも、市政発展のため、誠実に職務に取り組んでこられました。今日の宇佐市があるのは、まさに皆さん方のご尽力の賜物と言っても過言ではありません。皆さん方のご労苦とご功績に重ねて敬意と感謝を申し上げます。

地方自治体を取り巻く環境は、さらに厳しさを増しておりますが、皆さん方におかれましては、これまで培った知識や経験を十分発揮されるとともに、他の職員の模範として市政発展のために引き続きご尽力いただきますようお願いしまして、お祝いとお礼の言葉といたします。 本日は誠におめでとうございました。