市長あいさつ

去る4月13日に行われました宇佐市長選挙において、多くの市民の皆さまのご信任をいただき、市長に就任させていただくことになりました後藤竜也と申します。
皆様からお寄せいただいたご信頼に、心から感謝申し上げます。今日ここに立つことができたのは、地域を想い、支えてくださる皆様のおかげです。そのご期待にこの身をかけて応えてまいります。今、重責を担い、その重さを痛感すると同時に、身の引き締まる思いをしているところです。

現在、宇佐市をはじめ、全国の地方は大きな転換点に立っています。人口減少、少子高齢化、地域経済の停滞、若者の都市部への流出、そして頻発する自然災害。今回、選挙戦を通じ、私は市内のあらゆる場所を巡り、多くの人達の声に耳を傾けてきました。そして感じたことは、多くの市民の皆さまが故郷の未来に不安を抱き、現状に対する不満、政治や市政に対する不安と期待感をお持ちになっているということでした。それらの様々な不安に対して、山積する課題に対して、どう取り組んでいくか。当選した日から、それを考えない日は1日もありませんでした。

私は民間の出身でありますので、民間の視点をもって、これからの市政運営に新たな指針を示していきたい。そのように考えています。市役所では、就任した私を多くの職員が温かく迎えてくれ、力を分け与えてくれました。私は、この力と共に自分自身の持てる力も最大限に振り絞り、これから市政を担っていく所存です。

これからの時代は非常に厳しいものになります。私は、既に現状の多くの課題を現場、そして市民の皆さまと共有しています。財源に限りがある中、課題はまるで無限にあるかのように感じています。しかし、その課題をひとつひとつ解決していきながら、そしてまた希望を持って努力していくことによって光は見えてくると考えています。
本日から私も市長として全力を尽くしてまいります。これからの宇佐市をより良いかたちで次の世代へとつなげていくためには、市民の皆さま一人ひとりの力が必要です。どうか引き続きのご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

結びに、市民の皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、就任のごあいさつといたします。

  令和7年4月
                                                                                                                     宇佐市長 後 藤 竜 也