市長コラム「法蓮」(平成30年11月号)

更新日:2023年04月07日

法蓮(H30.11月号)

今から20年前の国民文化祭の際、院内町高並地区に法蓮和尚宝塔が建立されました。その説明板によると《法蓮は宇佐国造家に生まれ長じて田川評(古代の行政区単位)の香春岳で新羅伝来の仏道修業を行じ、これが認められ大宰府により飛鳥に上京、国師道昭に師事、官僧に任じられ、西国救済の特使を帯びて宇佐国に帰り(以下略)》とあります。

宇佐国にUターンした法蓮は、医術で民を救済した功績などにより朝廷から野40町や宇佐の姓を賜るとともに、隼人の乱従軍、放生会の企画運営、弥勒寺の初代別当就任など、八幡神発展の中心人物として活躍します。

ふるさと高並法蓮まつりで講演した中野幡能先生は「高並地区には法蓮伝説として、仏様に供える米を栽培した田地であるブクデン(仏供田)やその田地を灌漑したオショウグチ(和尚口)などが残っている」と指摘する一方で「放生会の精神は世界平和に通じる偉大なものだが、宇佐神宮に法蓮を偲ぶものが残っていない」と残念がっていました。説明板には「八幡文化成立の恩人法蓮」とあります。法蓮研究がさらに進み、広く顕彰されることを心より期待しています。

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