市長コラム「高校生へのエール」(平成30年12月号)
高校生へのエール(H30.12月号)
数年前、中学校時代、不登校気味だった生徒が小中高一貫校の安心院高校に入学後、上級生や新しい仲間との触れ合い、先生や地域の方々の支援などで自分を再発見、難関大学へ見事合格するという出来事がありました。偏差値30の生徒が周囲に迷惑や心配をかけながらも難関大学に合格したという映画を彷彿させる話です。合格への道程は平坦なものではありませんでしたが、見た目や過去の経歴で評価することなく、生徒を信頼し、話し合っていったとのことでした。
市内他校も頑張っています。宇佐高校の学力伸び率は県下トップクラスで毎年、難関大学への合格者を出しています。宇佐産業科学高校、柳ヶ浦高校も産業・医療・スポーツ界などに人材を輩出。市としても定期的に四校長との意見交換の場を設け、短期留学事業や資格取得補助などで支援しています。
「雑草と言う名の草はありません。どの草にも名前はあるのです」これは昭和天皇のお言葉です。人にはそれぞれ個性があり、輝きがあります。それを信じて自ら育むことが未来を開くのです。これから受験や就職に臨む高校生の皆さんに心よりエールを送ります。
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更新日:2023年04月07日