市長コラム「宇佐のマチュピチュ」(平成30年7月号)
宇佐のマチュピチュ(H30.7月号)
国道387号を玖珠方面に向かうと円すい形の山が見えます。麓には西椎屋の集落が広がり、大銀杏とともに秋葉様(火伏せの神)として親しまれています。十数年前、この風景が世界遺産で有名な南米ペルーのマチュピチュに似ているとネット上で話題になりました。地元ではAPU留学生との交流、コンサートの開催、展望台の整備など「宇佐のマチュピチュ」として売り出しています。
一昨年、講演会で来市した日本マチュピチュ協会の野内セサル良郎会長(マチュピチュ村初代村長・野内与吉氏の孫)は「似ているだけでなく石造文化や信仰という面も共通している」と高く評価しました。このことが県教育委員会、放送大学大分学習センター、宇佐市共催による「石と水と信仰がつなぐマチュピチュの世界展」へと発展しました。既に県立歴史博物館で国際シンポジウムや演奏会が実施されたほか、夏休みから古代アンデス文明展が始まります。また、国際線を含むANA機内番組での放映が決定、地元でも国民文化祭イベントの石橋フェスタでペルー料理がふるまわれます。国内外に宇佐のマチュピチュが広がることを期待しています。
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更新日:2023年04月07日