ハワイ州ホノルル市とフレンドシップシティ(友好都市)協定を締結しました

更新日:2020年04月01日

ハワイ州ホノルル市とフレンドシップシティ(友好都市)協定を締結しました

平成27年(2015年)3月に日米友好の象徴として、米国よりハナミズキを当市へ寄贈されたことを契機に、当市の中学生がハワイで短期留学を行うなど、ホノルル市との交流が具現化されています。現地で交流のあるミリラニ中学の生徒も本年5月に当市に訪れ、市内の学生と交流し、相互の交流が進められています。

また、当市では、戦争の歴史を風化することのないように、宇佐市平和ミュージアム(仮称)基本構想・基本計画を策定し、資料館の建設など、様々な事業に取り組んでます。建設を計画している資料館では、「真珠湾攻撃」における第一弾を投じた「高橋赫一(たかはしかくいち)少佐」が宇佐海軍航空隊の初代飛行隊長であった背景など、ハワイと宇佐の歴史的な深いつながりを感じるなか、その真珠湾に所在するパールハーバー航空博物館にもご理解をいただき、姉妹館提携を視野に入れた交流を進めています。

このような交流が進展する中、この度、現在の事業継続と将来の国際交流の発展性を念頭に、ホノルル市とフレンドシップシティ(友好都市)協定を締結しました。

令和元年(2019年)10月1日(現地時間)、ホノルル市庁舎にて、当市とホノルル市のフレンドシップシティ(友好都市)協定調印式が執り行われました。両市長による協定書への署名の後、ホノルル市のコードウェル市長から「ハワイと宇佐の歴史的なつながりは深いものがあります。この協定をもとに、永きにわたり絆を深めていきましょう。」との挨拶を受けるなど、友好的で有益な交流を築いていくことに対して理解を深めました。

さらに10月1日は、80年前、ハワイと宇佐をつなぐきっかけともなった宇佐海軍航空隊が開設された日でもあることから、このメモリアルな日に署名できたことに対して両市の縁を感じられます。

今後は、宇佐市中学生短期留学事業の継続的な実施や、ミリラニ中学校との相互交流、宇佐市平和ミュージアム(仮称)資料館とパールハーバー航空博物館との交流を継続、発展させるとともに、様々な分野での交流を展開し、歴史的なつながりを有する両市の国際平和の推進をはじめ、友好的で有益な交流を図ります。

調印式

調印式1
調印式2
調印式3

日時

令和元年10月1日(ホノルル市現地時間)

場所

ホノルル市庁舎

参加者

ホノルル市:Kirk Caldwell(カーク・コールドウェル)ホノルル市長

在ホノルル日本国総領事館:伊藤 康一総領事 外1名

パールハーバー航空博物館:Elissa Lines(エリッサ・ラインズ)館長 外3名

ミリラニ中学校:Elynne Chung(エリン・チャン)校長 外1名

交流の経過

友好の木ハナミズキイニシアチブ(平成27年3月18日)

ハナミズキイニシアチブ

・米国より日本へハナミズキ3,000本を贈る事業
・宇佐市へ30本寄贈(城井1号掩体壕敷地内、滑走路跡に)
・城井1号掩体壕で植樹式
 

宇佐市中学生短期留学事業(平成28年度)

中学生短期留学事業

・留学先をオーストラリアからハワイ(ホノルル市)へ
・ミリラニ中学との交流が始まる
 

宇佐市国際交流シンポジウム 国際交流パネル展(平成29年9月)

シンポジウム

・太平洋航空博物館の館長、顧問を招きシンポジウム開催
・ ハナミズキイニシアチブ、太平洋航空博物館、中学生短期留学事業の様子、ハワイ日系人のあゆみを図書館にてパネル展示
 

太平洋航空博物館表敬訪問(平成30年8月)

・宇佐市平和ミュージアム(仮称)資料館との姉妹館提携を視野に協議を進める。宇佐市の取組みに理解を得る

ホノルル市表敬訪問(平成30年8月)

・短期留学事業、平和ミュージアム関連事業に理解を得る
 

ホノルル市ミリラニ中学が宇佐市に(令和元年5月)

ミニラニ中学校が宇佐市に

・ミリラニ中学生20名が宇佐市にて民泊体験、駅川中、長洲中を訪問し、生徒との交流を深める
・宇佐市平和資料館の見学、宇佐神宮参拝などで宇佐の歴史を学ぶ
 

ホノルル市 コールドウェル市長へ親書を提出(令和元年7月1日)

ホノルル市よりフレンドシップシティ(友好都市)承認通知(令和元年9月3日)

この記事に関するお問い合わせ先

社会教育課 平和ミュージアム建設準備室
〒879-0492 大分県宇佐市大字上田1030番地の1 本庁舎3階

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