交流都市 八尾市 (大阪府)

更新日:2020年04月01日

概要

人口 約27万人

面積 41.71平方キロメートル 大阪府中央東部に位置し、東に高安山、南には大和川が流れています。大和川近郊では弥生時代から耕作が行われており、奈良時代後期には弓削道鏡が日本の実質的な最高権力者になるなど、深い歴史がある場所です。

また、中小ものづくり都市として有名な東大阪市の製造業出荷額を平成19年に追い抜き、現在は大阪を代表する「ものづくり都市」となっています。

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八尾の地名のいわれ

その昔、この地に一羽のウグイスが住んでいました。その声は大変美しく、不思議なことに、このウグイスには尾羽根が八枚もありました。このことが評判となり、やがて誰からともなくこのウグイスが止まる木を「八尾木」と呼ぶようになり、いつしかこの村を『八尾』と呼ぶようになったといわれています。

他にも大昔、弓や矢を生産する部族が多く集まっていて、矢を背に負い運ぶことから「矢負い」が「矢尾」になり、やがて『八尾』になったとする説や、大和川の洪水を防ぐために数え切れないほどたくさんの(八百)の杭を打ったことから転じて『八尾』になったという説があります。

交流のきっかけ

平成13年度から宇佐市は「八尾河内音頭まつり」に、平成14年度からは八尾市が「宇佐夏越祭り」に特産品を出展しPrすることでお互いの交流が始まりました。

奈良時代の道鏡事件を契機として、弓削道鏡の出身地(八尾市)、和気清麻呂の出身地(和気町)、そして宇佐八幡宮のまち(宇佐市)は、1200年の時を超えて新しい関係を構築しはじめたのです。

最近の主な交流

「宇佐夏越祭り」八尾市特産品PR(令和元年8月1日)

宇佐市の宇佐神宮で行われた宇佐夏越祭りにおいて、八尾市の皆さまが参加し、枝豆やブラシ製品の無料配布による観光・特産品PRを行いました。また、ミス卑弥呼の選彰会にも参加しました。

ブースの様子
ブース枝豆
ミス卑弥呼選彰会

「第40回八尾河内音頭まつり」宇佐市特産品PR (平成29年9月10日)

八尾市の久宝寺緑地公園で行われた八尾河内音頭祭りにおいて、信国副市長及びミス大神杜女ら計5名が参加し、宇佐からあげ販売や焼酎等の試飲を行い、宇佐市の観光や特産品をPRしました。宇佐からあげも焼酎も八尾市では大人気で。長蛇の列ができていました。

ブース対応の様子
ブースの様子2
会場(舞台)の様子

八尾市「平和の集い」宇佐市PR動画放映(平成26年8月7日)

八尾市で「平和のつどい」が行われ、「永遠の0」の上映に先立ち、宇佐市長のメッセージおよび宇佐市平和資料館のPR動画を放映していただきました。会場には1000名を超える来場者があり満席状態となっていたとのことです。

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みどころ・特産品

自然

八尾では四季折々いろいろな花を見ることができます。

春:玉串川・長瀬川の「サクラ」、久宝寺緑地の「シャクヤク・ハナモモ」

夏:安中町の「アジサイ」、大阪経済法科大学の「ハナショウブ」、歴史民俗資料館の「綿の花」

秋:善良寺の「ハギ」、安中町の「キバナコスモス」

冬:サザンカ通りの「サザンカ」、神立の「スイセン」

桜
久宝寺緑地のシャクヤク
大阪経済法科大学のハナショウブ
歴史民俗資料館の「綿の花」
善良寺のハギ
神立のスイセン

高安山

絶滅心配種に指定されている日本固有の淡水魚「ニッポンバラタナゴ」が生息し、環境保全活動が盛んに行われています。また、春には桜を愛でながらハイキングができ、「水呑地蔵」では弘法大師が湧かせたという霊水を汲むことができます。また、高安山の展望台は、大阪平野が一望できる絶景スポットです。夜はまばゆくきらめく夜景を見ることができます。

夜景
ニッポンバラタナゴ

歴史のまち

心合寺山

(しおんじやま)

古墳
全長160メートルの巨大な前方後円墳で、昭和41年に国の史跡に指定されました。
発掘調査で埴輪列や埋葬施設などの古墳の姿が明らかになり、鏡・甲冑・さまざまな埴輪が出土しました。

久宝寺寺内町
室町時代から戦国時代にかけて、蓮如上人が親鸞聖人の教えを人々に説き、本願寺の興隆の礎をつくりました。久宝寺村で布教し、その盛況な様子は「帰するも の市のごとし」と伝わっています。蓮如上人は、久宝寺御坊として現在親しまれている顕証寺の前身、西証寺を建立しました。その後、蓮如上人の息子実順や蓮淳によって、久宝寺寺内町が整えられていきました

在原業平
平安時代の六歌仙の一人で、情熱的な和歌を詠む歌人。八尾市北東部の神立茶屋「福屋」の娘に恋をした彼は「業平の高安通い」という伝説を八尾の地に残しました。

弓削道鏡
奈良時代の高層・道鏡は称徳天皇の寵愛を一身に受け、太政大臣禅師から法王の位にまで昇りつめ、時の最高権力者となりました。

在原業平
弓削道鏡

河内音頭のふるさと

八尾は「河内音頭の本場」といわれ、夏は市内各所で河内音頭の歌と踊りが人々を熱くさせます。なかでも、「河内音頭発祥の地」と伝わる常光寺(じょうこうじ)の正調河内音頭は、室町時代、常光寺(じょうこうじ)再建の折に木材を旧大和川から運んだ ときに歌われた木遣り音頭がルーツとされています。流し節とも言われ、ゆったりと語りかける情緒あふれるその音頭は、現在では常光寺(じょうこうじ)でしか聞くことができません。

河内音頭

特産品

八尾えだまめ
鮮度良好に加え、完熟の状態で出荷するため、粒が大きく実がしまり甘みがあり、「緑の宝石」とも呼ばれています。肉類に匹敵するたんぱく質が含まれ、ビタミンC・B1・B2、カルシウムに鉄分やカリウムも豊富です。

八尾若ごぼう
「葉ごぼう」とも呼ばれ、葉、茎、根をまるごと食べることができます。独特の歯ざわり、ほのかな苦味と香りがあり、出荷量は300トンを超えています。

ブラシ製品
明治20年代から農家の副業として始まり、現在では全国でも有数のシェアを誇る業界屈指の大生産地となりました。特にハブラシは40%のシェアを誇り、日本一の生産量となっています。

八尾えだまめ
八尾若ごぼう
ブラシ製品

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